太陽光発電は「投資」と心得る

太陽光発電や節約に興味はあってもなかなか踏み出せない……私の知る限り、そのような方が多数です。太陽光発電はいわゆる「投資」です。金額も数百万円といった金額なので、多くの方が「壊れたらどうするのか?」「電力会社が売電単価を下げたらどうなるのか?」といった不安がでてきます。

しかし、電気代を節約でき、余剰電力は売電収入になり、更に省エネでもありと素晴らしい面もたくさんあります。「投資」であると割り切って考えれば、リスクがある事を前提にどのようにリスク対策をとっていけば良いのか?と考えることができます。しっかりリスク対策できれば不安は払拭できたうえで、安心してお得感を味わうことができます。

家計と投資は別会計と心得る

「投資」は余剰資金でするのが鉄則です。無くなっても困らないお金だからこそ、リスクをとることができます。もし、ローンで太陽光発電を設置する場合には、どんな状況になってもキチンと返済ができるように、売電で得たお金は家計には入れずに別口座で管理することを徹底させましょう。

それが一番のリスク対策となります。売電で得たお金を生活費や贅沢品に使ってしまったら、壊れたり売電単価が下がるといった「最悪」の事態に対応できません。売電で得たお金は別口座でプールさせておくことで、「備え」となるのです。ローンが完済したら、貯まったお金は自分達の幸せの為や更なる投資に使うことができます。長期間の資金計画が大切になります。
 

住宅ローンと太陽光のローンは別々に組む方が健全と心得る

住宅ローンを組む時に、太陽光発電の売電収入をアテにした資金計画を組む手法が最近流行っていますが、最悪の事を考えるとベストではありませんので、余裕のある返済計画である事を前提にリスクはとりましょう。

本来、住宅ローンと太陽光のローンは別々に組むほうが、金利負担も少なく、健全です。太陽光単体であれば基本的にローンの返済期間は10~15年です。住宅ローンに組み込むよりもそれぞれでローンを組み返済していくほうが113万円も返済額が少なくて済みます。以下を参照してください。

◆住宅ローンに太陽光を盛り込む場合
3000万円(マイホーム)+350万円(太陽光10kw)=3350万円
フラット35:金利2% 返済期間:35年 総返済額46,608,377円

◆住宅ローンと太陽光のローンを別々に組む場合
3000万円(マイホーム) 
フラット35:金利2% 返済期間:35年 総返済額41,738,968円
350万円(太陽光10kw)
10年固定金利:1.3% 返済期間10年 総返済額3,734,527円
マイホーム+太陽光=総返済額345,473,495円 差額▲1,134,883円
(ガイドが試算)

10kw以上が主流?「量」が重要と心得る

太陽光発電を家庭に取り入れる場合、多くの方がオール電化とエコ給湯を取り入れ、更に深夜電力を利用することで、消費電力より売電量の方が高くなり、お得感を感じることができるようになります。当然、天気次第なので発電量の差は季節によって変わりますが、おおよそは想定した数字を各メーカー算出してますので、損益分岐点は分かりやすいですね。

太陽光を投資として取り入れる場合はどれだけ屋根に載せられるか「量」が重要になってきます。マイホーム新築時に太陽光パネルをを多く載せれるように片流れの屋根に最大限載せられるように設計してもらう事が大切です。

最近は補助金が受け取れる10kw未満の導入ではなく、10kw以上の導入が一般家庭でも主流になりつつあります。しかし、多く載せれば載せるほど、お金もかかり、リスク度合いは大きくなりますので、家計管理に合わせ「投資」に対するリスクコントロールも身に付け、売電収入は「ローンや家計の足し」にではなく「貯蓄の足し」にできるよう資金計画を立てましょう。

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