「共感力」は最大のポイント
人前での「反論」は特にタブー。喧嘩のもと。
人生経験が違うので「わかるわかる」と安直に言葉で共感を示すのは、お勧めしません。「すごーい!」「そうなんだ」など、よくいわれる「さしすせそ」の相槌は、その点では便利でしょう。
とはいえ、「相槌でしか会話できない女」と思われたくないなら、「それって○○という意味ですか?」などと、彼の話題について具体的に質問してみましょう。わかったふりをせず、わからないなりに誠実に質問してみるのです。解釈が間違っていてもいいのです。間違っていれば、それを解説して伝えるために、さらに一生懸命語ってくれるはずです。
この確認するような質問の方法について、対話法研究所の浅野良雄先生が「確認型応答」として広めていらっしゃいます。よかったら参考にしてみてくださいね。
タブーの話題とは?
- 違う意見に反論する(論破する)
- 話をまとめようとする(結論づけようとする)
- 自分の身内や第三者の話を出す
その人の思考には必ず、その結論に至った経緯があります。仕事では無いのですから、するどく切り込んだり、まとめようとしたりせずに、少し距離を置いてあげるのが、オトナ女子としてのゆとりであり、マナーでは無いでしょうか。
また、小さな職場に長くいると、内輪にしかわからない話や、第三者の話をしてしまう女性もいます。知らない人の話題には興味を持ちにくいものですし、まず解説が必要になります。芸人さんのような巧みな話術でも無い限り、その場にいない人の話題は避けましょう。