拡がった毛穴が形状記憶された状態
長い間、毛穴の中に皮脂や汚れが詰まっていたのが、主な原因です。出口が拡がっているにも関わらず、排泄が上手くされないまま皮脂が溜まり、毛穴のサイズがどんどん拡大! その後、つまったモノが排泄されても、押し広げられた毛穴が形状記憶され、パカッと口を開けたままになります。また、肌の弾力性の衰えも大きな原因。毛穴が重力に逆らえず下方へ引っ張られることで、開いた状態になります。
POINT1 大切なのは、過剰な油分を与えないこと
毛穴を気にするあまり、ファンデーションの厚塗りで埋めようとするのは逆効果。元々毛穴が開いているので汚れがたまりやすく、中に皮脂などがつまっている状態でさらに余分な油分を与えると、悪化させる要因に。つまっているものをケアで取り除いたとしても、その後、美容液をプラスして、毛穴を“閉じる”ケアも行うことが大切です。
POINT2 氷で引き締める……は有効ではない!?
閉じるケアには、ビタミンCやレチノール、グリコール酸などを配合したアイテムがオススメ。毛穴周囲のコラーゲン線維を増やすことで、毛穴を周りから押し縮めることができます。ちなみに、氷パックを行う例もあるようですが、効果は一時的なもので、ほとんど期待できません。