介護福祉士/介護福祉士試験について

介護福祉士試験に向けて11 こころとからだのしくみ(3ページ目)

介護福祉士試験の出題範囲から「ここはおさえておきたい」というポイントをご紹介します。通勤途中などの空き時間などにご活用ください。

小山 朝子

執筆者:小山 朝子

介護福祉士ガイド

バイタルサインとは、「Vital(生命)のSign(徴候)」という意味で、その人の生命にかかわる最も重要なことを表わします。一般には、意識、呼吸、体温、血圧、脈拍は該当しますが、身長や体重は該当しません。

血圧は最大血圧(収縮期)が140mmHg以上、最小血圧(拡張期)が90mmHg以上の場合は高血圧と診断されます。

脈拍は100回/分以上の場合は頻脈(脈が早い、脈拍数が多い)となります。

人は飲料水や食べ物以外からも水分を摂取しています

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脱水の予防にはこまめな水分補給が大事です

また、介護福祉士は利用者の脱水症状に気づくことも大切です。血圧が低下していたり、頻脈である場合は要注意です。

ちなみに、人が水分を摂るのは飲料水、食物中の水分のほかに代謝水(呼吸という代謝で生じる水)も含まれます。

排出される水分には、尿や糞便のほかに不感蒸泄(皮膚や気道から蒸散する水分)も含まれます。

最後に。試験に合格することがゴールではありません。このページをお読み頂いている皆さんが介護福祉士としての自信とプライドを携え、現場で活躍する日が来ることを願っています。
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