どうなる?どうする?資産運用2014その2
まいど、相場の福の神こと藤本です。昨年2013年は、アベノミクス相場で記録的な値上がりだった東京株式市場、また為替市場もそれまでの円高が一変、大きく円安に動きました。今年2014年がスタートしましたが、新年大発会から大幅安となり波乱の幕開けとなりました。「どうなる?どうする?資産運用2014」と題して、NISA(少額投資非課税制度)が始まったこの機をとらえ、新たな資産運用の方法を探る、そんな初心者向けに、2014年の経済予想を踏まえ資産運用法をコンパクトにまとめ会話形式で解説します。第2回目は、「様々なものに投資できる投資信託」です。様々なものに投資できる投資信託
聞き手それでは、全くの初心者が資産運用を始めるのには、どうしたらいいのですか?
藤本
投資には、様々な投資対象があります。国内の株式や債券、また海外の株式や債券、また為替相場や、金や原油などの商品など様々な投資対象があります。しかし、それぞれの商品に対する知識も必要ですし、投資金額も大きな額が必要な商品もあります。
しかし、ある方法を使えば、簡単・手軽に少額から様々な投資対象に投資することが出来ます。それが、「投資信託」です。
聞き手
投資信託という言葉はよく聞きますが、どのようなものなんでしょうか?
藤本
投資信託は、数多くの投資家から資金を集めて、国内外の株式や債券、為替、商品に投資を行い、これから得られた利息や売却益等を、その購入金額の割合によって分けましょうというものです。プロの専門家に資金を預けて、運用してもらうことになります。
ほとんどの場合、1万円程度の少額から投資することが可能です。投資家みずから株式や債券などに投資することに比べれば、運用をプロの専門家に任せることになるので、簡単・手軽に投資できる手法になります。また、定期的の投資の成果を得たい場合は、毎月分配型の投資信託を選べば、毎月分配金が貰えます。
聞き手
リスクはないのでしょうか?また、全く知識がなくても大丈夫ですか?
藤本
やはり、現金や預金と違って値下りリスクはあります。プロにお任せといっても、損失は自己責任になるので、何を投資対象とするのか、また買うタイミングなど、投資家が選ぶ必要があります。
株式や債券など様々な投資対象別の投資信託を自ら選ぶことも出来ますし、自ら選べない場合は、バランス型といって組み合わせもプロにお任せすることも可能です。
また、買うタイミングについては、初心者には難しいため、おススメの方法が積立です。毎月同じ金額を積立投資します。そうすると安い時には多く、高い時には買うことになります。
聞き手
投資信託を購入するには、どうしたら良いのですか?
藤本
購入しようと思う投資信託を取り扱っている証券会社や銀行に口座を開設して、購入することになります。最近はネットでも購入することが出来るので、幅広い投信を取り扱っているネット証券で購入する方が増えているようです。
今回のまとめ
・数多い金融商品の中で、初心者が簡単・手軽に少額から投資出来るのが、「投資信託」です。・様々な投資対象を選んで、1万円程度の少額から投資可能で、毎月積立もできます。
・投資信託は証券会社や銀行などで購入出来ます。最近はネット証券で購入する方が増えているようです。
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