耐震・火災・防犯をチェック

東日本大震災で災害の恐ろしさを再認識した私たちは、改めて防災の大切さとどんな対策をしていけばよいのかを知りました。特に大震災で強く印象づけられるのは建物の倒壊や損傷です。

基礎的なチェックポイントとして耐震火災防犯の3つをとりあげ、間取りを考える際注意しなければならないことをまとめてみましょう。

耐震のチェックポイント

一般的に「1981年の前か後、どちらに建てた家か」とよく言われます。これは、この年に地震に対しての建築基準法が大きく改正されたからです。昨今では、どの設計者も建物の耐震構造について十分検討していますので、気になることは説明を受けるとよいでしょう。

-耐震のチェックポイント-

・凸凹の多い複雑な建物になっていないか
・1階リビングが開放的な吹抜けなど、壁は少なくないか
・1階リビングの窓や壁が大きく開放されていて、ガラス面は多くないか
・駐車スペースを建物内に設ける場合、四方の壁、四隅の柱はどうなっているか
・家具はなるべく持ち込まないようにするか、持ち込むときは何らかの転倒防止をしているか
・建物の重さの中心である重心と、外からの力に耐える中心の剛心が離れていないか

建築火災のチェックポイント

平成23年における出火件数は5万件で、そのうち建築火災は約2万6千件です。これは日本のどこかで毎日70件を超える建物火災が発生していることになります。その出火原因の多くは、意外にも放火なのです。

したがって、門やフェンス等は燃えにくい材を選び、外まわりに燃えやすいものは長期間放置しないことです。

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-火の気はなくとも火災は起きる-


家電や通信機能の充実と共に、たこ足配線が多く見受けられるようになりました。このたこ足配線により、ブレーカーが落ちない程度の過電流が流れて発熱、発火したり、電気コードが家具の下敷きになり内部の電線の一部が切れて発熱し、火災の原因になることもあります。

コンセントの位置や数などの電気計画は、使われる機器の台数や用途変更をふまえて設計することが求められます。

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       参考:平成24年版 消防白書より                    クリックすると拡大します!