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「おばさん化した」と夫に言われないホルモン操縦法(3ページ目)

「おばさんって見られるのはイヤ!」な方々、プレ更年期世代、更年期まっさかり世代な方々、更年期障害の予防策&改善策を学習しましょう。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

女性ホルモン減少はしょうがない事実

さて、女性の一生には思春期にしろ、月経にしろ、妊娠出産にしろ、更年期にしろ、「女性ホルモン」が深くかかわっています。女性ホルモンが年々減っていることを意識をしながら、毎日の生活パターンや食事改善、運動、スキンシップ、セックスを心がけることが、きれいに年を重ねるポイントなわけです。

ちなみに私の主治医、関口由紀先生にお話をうかがいますと、
「まったく更年期の症状も出ない女性もいます。あなたは、そのタイプです」
と笑われてしまいました。いえ、私もシミシワなどは30代の頃から悩まされています。ただ、うつやイライラといったメンタルが落ち込む事はたしかに少ないです。落ちても早々に上がれます。その秘訣は、完璧をめざさずゆるく生きることです。だって若くないのですから。頑張りすぎるとドっと疲れてイライラします。

そして、毎日の生活に息抜きタイムをふんだんに散りばめる事。この息抜きが何かわからないという方もたまにいます。手芸でも、お散歩でも、ぼーっとするでも、歌を歌うでも、犬と遊ぶでも、スタバで読書でもなんでもいいのです。雑多な事を考えず、頭も心も喜んでいることが息抜き。息抜きタイムは若い頃の3倍は取りましょう。

私が好んでしているアクションがもうひとつあります。家族や親しい友達と抱き合ったり、手をつなぐこと。そうです、人との触れ合いを心だけでなくスキンシップにも重きを置くようしています。


誰しもに訪れる更年期を恐れるなかれ。最近落ち込んでいるかも、夫の一言に切れやすいなあと感じたら女性ホルモンが減っているんだからと意識して、ゆるい生き方にシフトチェンジしてみてください。がんばりすぎないで!

そして男性の方には「おばさんになったな」の台詞は一生禁句とお伝えしておきます。

【参考】
「40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣」(扶桑社)


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