2/2 デュシタニ・モルディブ…モルディブのホテル [アジアのホテル] All About

スパにレストラン、アクティビティ、リゾートで過ごす色々

客席が海に突き出しているタイレストラン「Benjarong」。モルディブでは美味しいタイ料理を提供できるリゾートが少ないため、こちらは貴重かつ人気

サンスクリット語で「天上の庭」を意味するテワランスパ。個室が高床式の建物になっています

モルディブのリゾートは孤島なので、滞在中ずっと島の中で過ごさなければなりません。そこでどのリゾートでもゲストを飽きさせない工夫をしています。まず大事なポイントとされているのが食事。デュシタニには3ヵ所のレストランがあります。ひとつはビュッフェレストランで、朝食ビュッフェと日替わりイベントディナービュッフェを開催。あとは地中海料理レストランとタイレストランです。いずれも都心の高級ホテルレストラン並みにラグジュアリーな雰囲気なので、ディナー用にちょっとしたドレスとパーティバッグを持って行っておくと良さそうです。

スパはデュシタニがプロデュースする「DEVARANA SPA（テワランスパ）」が入っています。熱帯植物に囲まれたエキゾチックな雰囲気の中、タイ最高峰のマッサージテクニックを体験する、まさに極楽。年間を通して満室状態のモルディブではスパもフル稼働。予約は必須です。

マリンセンターにはイギリス人の海洋学者が常駐している

最後にアクティビティですが、これはヨガなど無料参加のものからドルフィンクルーズなど有料のものまで様々な種類があります。スケジュール表が各部屋に配られるのでよくチェックしましょう。ガイドが珍しいな、と思って参加したのは、「海洋学者によるウミガメの生態講習」（無料）。ここムードゥアイランドは元々ウミガメの産卵地らしく、今でも産卵にやってくるのだとか！実際にリゾート内で撮影された記録などに基づいてウミガメの生態を学びます。

生物圏保護区・バア環礁で出会う生き物たち

餌（プランクトン）を求めて雨季にモルディブにやってくるマンタ、スノーケリングツアーで見ることが出来る
●画像提供：デュシタニ・モルディブ・ダイブセンター

運良くイルカの群れに遭遇すればボートの上からタッチすることも可能

モルディブは国全体が海洋生物の楽園。珊瑚礁が円状に連なった環礁（大昔、海の中の火山の周りに張り付いた珊瑚が、山が沈下した後もそのまま円形に残ったものという説がある）と小さな島が点在することで、波が穏やかで海の透明度が高く、さまざまな生物たちが暮らしやすい環境となったようです。ここで出会える海洋生物は、イルカ、マンタ、ジンベイザメ、ウミガメ、ナポレオンフィッシュ、といった有名どころから小さな魚や珊瑚まで、数千種から1万種に及びます。中でもユネスコ生物圏保護区となっているバア環礁は大物に遭遇する確率が高いと評判。