写真撮影/写真撮影の基礎知識

「シャッタースピード」で被写体を捉えよう!(4ページ目)

デジタル一眼カメラで写真を撮るうえで重要な用語があります。それは「シャッタースピード」です。シャッタースピードは被写体を捉える上で重要な要素となってきますので、この記事でシャッタースピードについて理解し、撮影の際に意識してみてください。

伊藤 俊

執筆者:伊藤 俊

写真撮影ガイド

 

目を開けている時間に例える

シャッタースピードの違いによって、なぜ被写体の動きに影響するのか、また明るさに違いが出るかを説明したいと思います。

シャッタースピードについては絞りと同じく、目に喩えることが出来ます。目をカメラに例えると、目を開けている間に見た景色をそのまま写真として残すことが出来ます。

 

被写体の動きを出すか止めるかについて

 
一瞬だけ目を開くとその瞬間の被写体だけが見える

一瞬だけ目を開くとその瞬間の被写体だけが見える。

目を閉じている状態から、一瞬だけ目を開いてみてください。

被写体が動いていたとしても、被写体のその一瞬だけを捉えれているはずです。

 

そして、目を閉じている状態から目を開ける時間が長いと、その間被写体は動いているのでその動いた軌跡をカメラは写します。
だから、シャッタースピードが遅いと被写体の動きを捉える写真となるのです。

 

写真の明るさの違いについて

一瞬だけ目を開くと時間が短く暗い写真になる

一瞬だけ目を開くと時間が短く暗い写真になる。

目を開ける時間が遅いとシャッタースピードが速い状態になります。

一瞬だけ目を開けると、光を取り入れる時間が短いため、暗い写真となります。

 

また逆に目を開ける時間が長いと、光を取り入れる時間が長いため、明るい写真になります。

このように、シャッタースピードは「目を開けている時間」、つまり「光を取り入れる時間」と読み替えることができます。このことを頭に入れるとイメージしやすくなるのではないでしょうか。


絞りと組み合わせる

絞りとシャッタースピードを組み合わせることで、背景のボケや、明るさや被写体の動きを取り入れた写真を撮ることが出来るようになります。

参考:絞りで背景ボケをさせる写真テクニック [写真撮影] All About

こちらの記事も参考に、絞りとシャッタースピードを考えて写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
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