プラヤ・デル・カルメン
セントロとビーチが直結した町
夜も人通りが絶えないプラヤ・デル・カルメン五番街 ©リビエラマヤ観光局
また都会的なセントロとビーチが直結しているのも、この町ならでは。どこまでも続く遠浅のトルコブルーの海、素足をそっと包み込むような白い砂の感触が心地よいビーチは、ゆったりとしていて、波もおだやか。ビーチでゆっくり過ごした後、水着にワンピースをさっと着て、レストランやバーへ行けるようなカジュアルさも魅力です。
ちなみにプラヤデルカルメンの物価はカンクンよりも安いですが、メキシコの平均からは少々高いという印象です。
エコ・リゾートパーク=シカレーでは洞窟のなかの川で泳げる。©Xcaret
またプラヤ・デル・カルメン近郊には、カリブ海や、ラグーン、ジャングルといった自然を活かしたエコ・リゾート・パークがいくつもあります。その代表がシカレ(Xcaret)とシェルハ(Xel-Há)。スノーケリング、ダイビング、イルカと遊ぶプログラム、川下りなど、自然と融合したアミューズメン ト施設がたくさんあります。とくに、シカレは日中アクティヴに過ごした後に、夜はメキシコ各地方の民族舞踊のショーを鑑賞できるので、まる一日楽しめます。
プラヤ・デル・カルメンから南のトゥルム方面にかけて、石灰岩大地に開いた穴に数百年かけて地下水が溜まって出来る泉=セノーテがいくつもあ り、ライセンスがあればダイビングも可能。代表的なスポットはチャックモール(Chac mool)、ポンデロサ(Ponderosa)、ドスオホス(Dos ojos)、タジマハ(Taj Mahal)といったセノーテですが、なんと、その透明度は100mにもなると言われています。 マーシャル諸島の海が世界で一番透明度の高い51mとされているので、その2倍もきれいな水に潜れるのです。そんなセノーテダイビングツアーのほか、チェ チェン・イッツアやトゥルム、コバといったマヤ文明の遺跡群へのツアーも頻繁に出ています。長距離バスターミナルもあるので、リビエラマヤ観光の拠点と なる場所です。