中米が誇る一流リゾート、カンクン

豪華なホテルとカリブ海。憧れのリゾート地、カンクン!©CARIBE MEXICANO

豪華なホテルとカリブ海。憧れのリゾート地、カンクン!©CARIBE MEXICANO

日本からだと、確かに距離はありますが、ハネムーナー憧れのカンクン! もちろん「カリビアンリゾート」を、メキシコを代表する一大リゾートです。

カンクンは大きく分けると、ホテルが集中するホテルゾーンと住民の暮らしが息づくダウンタウンに分けられます。さらにカンクンを拠点にして、近郊のイスラ・ムヘーレスやホルボッシュのようなローカル色の濃い島々や、世界遺産にも登録されるマヤ文明の遺跡=チェチェン・イッツア、洗練されたリゾートとして名高いプラヤ・デル・カルメン、トゥルム、ダイビングで有名なコスメルなどのリビエラ・マヤ地域にも、カンクンを拠点にしてアクセスできます。

リビエラ・マヤについて案内しています>>>リビエラ・マヤ

日本からカンクンへのアクセス

日本から空港のあるキンタナ・ロー州カンクンまでは直行便がないので、アメリカの主要都市で乗り換えるのが一般的。アメリカからはコンチネンタル、アメリカン・エアライン、デルタ、ユナイテッド、コリアンエアなど、多くの航空会社がカンクン行きの便を出しています(アメリカを経由しない場合は、メキシコシティかティファナから乗り換えになります)。カンクンの空港から市街へはタクシーを利用します。

カンクンの季節・ベストシーズン

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カンクンのビーチ

カンクンの気候は熱帯に属し、年間気温が平均25.9度と常夏なので、冬場なら避寒のため、世界中から多くの観光客が訪れます。最高気温は平均31度と高いのですが、やはり季節によって多少の温度差があります。

雨季にあたる5~8月は30度以上の日も増えて非常に暑くなり、乾季の12月くらいに気温が一番下がります。とはいえ、最低気温17度くらいで、パーカーなどの上着をはおる程度の寒さです。ただ、カリブ海沿いなので、低気圧に天候が影響されやすく、さらに気温が下がることも……。ちなみに11~2月の冬の期間でも海に入ることは出来ますが、水が冷たいかもしれません。

ベストシーズンは、雨があまり降らない、12~4月くらい。混雑を避けるのであれば、メキシコのバケーション期間(セマナサンタの時期にあたる3月下旬から4月下旬、12月から1月上旬)と重ならない時期がおすすめ。また、ハリケーンのシーズンである9~10月は飛行機の発着にも規制がかかり、遺跡やビーチなどの施設も休業するなど、観光が出来なくなる可能性が高いので避けた方がいいでしょう。 

カンクンのホテルゾーン

カンクン・ホテルゾーン ©メキシコ観光局/Bruce Herman

カンクン・ホテルゾーン ©メキシコ観光局/Bruce Herman

カンクンの表の顔と言えるのが、カリブ海とラグーンに面した20kmにおよぶ長洲に、ホテルが100件以上も立ち並ぶホテルゾーン=ソナ・オテレラ(Zona hotelera)。ラグジュアリー系ホテルがほとんどで、オーシャンビューの眺望の良いホテルほど人気が高い傾向です。

ホテルゾーンには、複数の近代的なショッピングモールや、クラブ、レストラン、バーなどがあり、まるでアメリカに来たかのよう! 年間4千万人もの来訪者のうち、70%以上がアメリカからの観光客ということもあり、英語も通じ、米ドル紙幣で買い物もできます。高級ブランドでしたら日本よりも割安で購入できるというメリットはありますが、全般的に物価がアメリカ並みで、メキシコ平均の1.5~2倍以上。
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カンクンのホテルゾーン

カンクンのホテルゾーンの海は美しく、ダイビングやスノーケリング、パラセイリング、ラグーンをボートで行くジャングルツアーなどの、ウォータースポーツ系アクティヴィティには事欠きません。水中で、サンゴ礁と400体もの石像が共存した絶景が見られると話題の、カンクン海底美術館(MUSA)も、近隣にあります。

また、遺跡巡りや、シカレやシェルハといったエコパークまで、さまざまな観光スポットをフォローしたツアーが現地からでも申し込めるので、旅慣れていないひとでも安心です。

実は、カンクンおよび、リビエラ・マヤ一帯は2005年のハリケーン、ウィルマの影響で大打撃を受け、海岸の砂の多くが波にさらわれてしまいました……。特に被害の大きかったカンクンは、ビーチの範囲が極端に狭くなってしまったのですが、2009年末に海底から砂を運び出し、海岸に補充したため、広々としたビーチが蘇りました。砂浜に寝そべり、美しい海を眺めながら、優雅なひとときを過ごせることでしょう。

カンクンのダウンタウン

ダウンタウンの庶民的な民芸品市場メルカド28

ダウンタウンの庶民的な民芸品市場メルカド28

高級志向のホテルゾーンから車で20分ほどに位置するのが、ダウンタウン=セントロ(Centro)です。トゥルム通り=アベニダ・トゥルム(Avenida Tulum)を中心に広がるこのエリアは、カンクンの地元の人々が住む地域でもあり、バックパッカー系安宿や、日用雑貨を扱う市場、タコス屋台や食堂もあって、ホテルゾーンよりは断然庶民的! ……とは言え、他のメキシコの地域に比べたら少々物価は高めな傾向です。
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手頃価格で新鮮シーフードを素材にしたメキシコ料理も食べられる

観光客から人気なのが、メルカド・ヴェインテ・オチョ(Mercado 28)という民芸品市場。値段交渉もできるので、メキシコらしいお土産が手頃な価格で購入できます。

メキシコのなかでは比較的治安がいいカンクンですが、地元の人の話では、このセントロあたりも麻薬組織の抗争で治安が悪くなってきたそう。深夜に一人で外出しない、人通りのない道を通らないなど、注意が必要です。 

カンクンの近郊エリア1 イスラ・ムヘーレス

イスラムヘーレスの停泊所 ©メキシコ観光局/Bruce Herman

イスラ・ムヘーレスの停泊所 ©メキシコ観光局/Bruce Herman

カンクン沖から11km、フェリーに乗って30分ほどで着く島、イスラ・ムヘーレス。全長7kmの小さな島には、安宿や土産物屋、大衆的な食堂、バーなどが立ち並び、カンクンにはない、ローカルのゆるい雰囲気を楽しみたいのならば、おすすめ。

イスラ・ムヘーレスはマリン・アクティヴィティが充実していて、イルカと一緒に遊べるプログラム=スイム・ウィズ・ドルフィンやダイビングはもちろん、島 の南にある保護海岸地区に位置するガラフォン国立公園(Parque nacional el Garrafón)では、スノーケリングでも熱帯魚や珊瑚礁を間近に楽しめると評判です。

島の中心部北にあるビーチ、プラヤ・ノルテ(Playa norte)は波もおだやかで、のんびりとして落ち着いた雰囲気。ゴルフカートやバイクをレンタルして島を周遊するのもおすすめ。のどかなムードを味わえます。

カンクンの近郊エリア2 ホルボッシュ

野鳥が多いのでも有名なホルボッシュundefined©ホルボッシュ観光局

野鳥が多いのでも有名なホルボッシュ ©ホルボッシュ観光局

カンクンから車で北へ約3時間30分の町、チキーラ(Chiquila)から船に乗り、15分ほどで着く、メキシコ湾とカリブ海の間に浮かぶ全長12kmの小さな島ホルボッシュ(Holbox)。海の透明度は、カンクンやリビエラ・マヤに、やや劣るかもしれませんが、ラグーン部分にはフラミンゴやペリカンなどの野鳥が生息し、雄大な自然とビーチが楽しめる穴場スポットとして注目されています。まだ開発途中の島で、観光客も少ないので、ゆったりとした時間を過ごすには最適!
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カンクンから近距離の夢のような島ホルボッシュ

この島の楽しみは、6~9月頃のジンベイザメが回遊してくる時期。ジンベイザメは現存する最も大きな魚で、その体長が13m以上になるものも。サメといっても、プランクトンだけ食べるので、人間に危害を加えることはなく、ゆっくりと動くそうです。そんなおとなしいジンベイザメを眺めなが らスノーケリングが出来るツアーも人気があります。

ホルボッシュの詳細はこちら>>>メキシコのカリブ海に浮かぶ美しい島、ホルボッシュ

カンクンの近郊エリア3 チェチェン・イッツア

世界文化遺産のチェチェン・イッツアー

世界文化遺産のチェチェン・イッツア

カンクンのあるキンタナ・ロー州から車で3時間ほどのユカタン州にある6~10世紀頃のマヤ文明を代表する遺跡、チェチェン・イッツア(Chichén Itzá)は、世界遺産ゆえにぜひ訪れておきたい場所です。

藁葺き屋根の家が特徴のマヤの村落やジャングルを通り抜け、現れる堂々たる遺跡。マヤ文明の遺跡のなかでもとくに保存状態がよく、広大な敷地のなかに3つの神殿、天文台、球技場、さらに、かつて、財宝や生け贄を捧げたと言われる聖なる泉=セノーテがあり、その大きさはユカタン半島でも最大級だそう。見どころいっぱいなので、時間に余裕をもって見学したほうがいいでしょう。
チェチェン・イッツア

チェチェン・イッツア

ちなみにセノーテとは、石灰岩大地に開いた穴に数百年かけて地下水が溜まって出来る泉で、ダイビングができる場所もあります。ユカタン半島には1000以上のセノーテがあると言われています。

遺跡内には民芸品の出店がたくさんあり、特産品の木彫りの置物、人形、マヤ戦士や神をイラストにしたものなど、カンクンやプラヤ・デル・カルメンよりも遥かに安く購入できます。
カンクンundefined周辺スポットundefinedセノーテ

観光客が多いセノーテ、イクキル

またチェチェン・イッツアの近くにあるイクキル(Ik kill)というセノーテは、更衣室やシャワーの設備やライフジャケットの貸し出しもあり、気軽に泳げるので観光客に人気です。

チェチェン・イッツアの詳細はこちら>>>チチェン・イッツァ/メキシコ(All About 世界遺産)
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