センスを磨ける店がいっぱい!
では具体的にどんなブースがあるのか。2013年夏の骨董ジャンボリーでガイドが見つけた、目の保養になる素敵なブース3つをご紹介します。(毎回出店者の顔ぶれは変わりますが、2014年夏は3店とも出店)● ORLANDO
フランスやベルギーで買い付けを行い、色や質感などビジュアルにインパクトのあるアンティークを並べる店。「実用性も大事だけれど、自分が心底気に入ったモノが部屋の中に一つでもあると、それだけで毎日が豊かになる。そういうモノを見つける手助けになれれば」という店主の松木敬司さんが集めた品々が並ぶ。ファンタジー映画に出てくるテントのようなブースは、会場の中でもひときわ目立つ存在。ある程度カテゴリーを決めて商品を集める店が多い中、食器、本、宗教的なアイテムなど様々なものが松木さんのセンスのもと集められていて、とにかく個性的なお店。
●BLEU CURACAO FRANCE
100年以上前のフランスの古い手芸用品やポストカードなどが溢れんばかりに並ぶブース。レースやポストカードの品揃えは「骨董ジャンボリー一」だそうで、特にレアなポストカード目当てに集まるリピーターも多いとか。ポストカードは100円から40000円台のものまで幅広く、驚くほど美しいハガキの中の少女と出会えることも。
● Mon Antique Favori
モノトーンが好きという店主の鈴木真由美さんの好みで、主にメタル系、白、木製の3色に絞ったアンティークがセンス良く並んでいる店。買い付けはフランスやベルギー。謎の楽器やふすまの手がかりまで幅広い品揃えですが、鈴木さんの手にかかると驚くほどお洒落に見え、インテリアのアイディアももらえるお店です。数千円のものがメインで、お小遣いの範囲内で買える値段も魅力。
イマドキの骨董市は、生活の中に気軽に取り入れられるオシャレなもので溢れています。規模が大きな骨董ジャンボリーなら、予算が少なくとも心の琴線に触れる古き良きモノときっと出会えるはず。東京ビッグサイトで骨董センス、磨いてみませんか?
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■骨董ジャンボリー
住所:東京都江東区有明3-21-1東京ビッグサイト 東1ホール
TEL:0120-817-510
開催日:2014年8月1日(金)~3日(日)
(8月1日はアーリーバイヤーズデー)
入場料:1000円(アーリーバイヤーズデーは3000円)
開催時間:10:00~17:00
アクセス:ゆりかもめ『国際展示場正門』駅より徒歩3分
りんかい線『国際展示場』駅より徒歩7分