骨董ジャンボリーを制する5つのポイント
毎年1月と8月に開催される日本最大級の骨董市『骨董ジャンボリー』。骨董市というと屋外での開催も多い中、東京ビッグサイトという屋内、しかも参加業者が約500という規模を誇るイベントゆえ、根っからの骨董ファン以外の来場も多いアンティークフェアです。2014年は8月1日(金)~3日(日)の開催が決定しました。大きく分けてジャンルは3つ。茶道具などに代表される和骨董。主にヨーロッパなどからやってきた西洋アンティーク。そして古いおもちゃ・アンティークトイです。会場には行けども行けども魅力的なブースが続き、ゆっくりしているとあっという間に1日経ってしまいます。そこでガイドが過去に実際行って・見て・買って、5つの攻略法を編み出しました。
【1、事前のイメトレが肝心】
想像もしなかったような面白いモノに出会える骨董ジャンボリー。しかし会場が広いので、好奇心の赴くまま立ち止まっていては時間もお金もあっという間に飛んでいきます。最初から欲しいモノが決まっている場合は、事前に細かくイメージし、予算の上限もシビアに決めておくことが買い物成功の秘訣となります。
【2、現金・最小限の荷物・エコバッグ】
カードを使えるブースもありますが現金取引のお店がほとんどなので、あらかじめ現金を用意しましょう。ビッグサイト内にもATMコーナーやコンビニ内のATMがあります。
また限られたスペースに貴重な骨董が所狭しと並んでいるブースが多いので、荷物は最小限(背中にリュックなどは危険!)にまとめ、簡単な包装にも対応できるエコバックを持っていくとよいでしょう。
【3、『会場案内図』をゲットせよ】
会場入口付近でもらえる『会場案内図』は必須アイテム。まずは会場を軽く一巡し、気になったブースを案内図に書き込んでいきます。(アルファベットと数字を組み合わせたブース番号をチェックし、案内図に印をつけていく)ちなみにガイドは会場をさらっと流し見しただけでも45分かかりました。こうやって目星をつけたブースはあとからじっくり訪問すると効率が良いです。
ちなみに会場案内図の裏には、それぞれのブースが扱っている骨董のジャンル(茶道具・東南アジア古民芸、ステンドグラスなど)が表示されていますが、当日まったく違うものを持ってくるブースもあるので、自分の目で確かめることが大切です。
【4、会話を楽しむ】
商品を手に取るときは、かならずお店の人に一声かけてから。ご主人に威厳があり敷居が高そうなブースもありますが、商品にまつわる話を聞いてこそ楽しさが増すので、勇気を持って話しかけてみましょう。それでもやはり話しかけにくい……という人は、若い人が運営しているブースから攻略。店を始めたばかりで情熱やこだわりを聞いてほしい! という店主が多いのでおススメです。
【5、ディスカウントはゆるやかに】
話をしている中で「お安くしますよ」と言ってくれるお店も多い骨董ジャンボリー。交渉のチャンスはありますが、話の流れでゆるやかにお値段が決まっていくスタイルです。強引に話をすすめず、スマートにきめましょう!
>次のページでは、2013年夏のジャンボリーで見つけた、3つの素敵なブースをご紹介します