アメリカもドイツも主要株価が最高値更新する中、
日本だけが過去最高値を更新できないことはない
アメリカもドイツも主要株価が最高値更新する中、日本だけが過去最高値を更新できないことはない
そしてその一方で米国は金融緩和を縮小しようとしているために、中期的に円安に向かう可能性があります。これが日本株を引き上げる原動力になります。ここのところ日経平均と為替相場には強い相関性があるためです。
為替レートが1ドル=103円を超えれば、 1万6000円台を問題なくクリアしていけるでしょう。ここをクリアすれば、長期的なアベノミクスによる上昇相場(恐らく東京五輪の2年くらい前まで)を描いて行くことも可能と思います。
2014年以降、米国が景気を悪化させないように上手く量的緩和の縮小を行い、日銀は異次元の緩和策をさらに拡大すれば、米ドルの金利が上昇する中で、数年後には1ドル135円という可能性もあると思います。これまでの日経平均と為替の相関関係を考えると、為替が135円になれば日経平均が3万円を超えてもおかしくないと思います。ちなみに1989年末の大納会に日経平均が3万8915円87銭をつけたときの為替レートは143円台でした。
最終的には1989年の3万9000円超えまでイメージし、現実的には1万8000円、2万円と順に目標を積み重ねて行く事になります。米国NYダウもドイツのダックス指数も既に過去最高値を更新している中で、日本だけが行けないということはないと思います。英国もほぼ過去の高値を奪回し、二度と戻らないと思われた2000年ITバブルのナスダックも高値へ戻りつつあります。
まずは2013年4-5月の大相場の再来を期待
2013年12月上旬時点で東証の日々の売買代金はまちまちですが、中期的な趨勢でみると次第に売買代金が増加してきています。年初来高値を更新するところへ進めば、日々の売買代金は3兆円を超え、時に4兆円を超えるほどの活況相場となっていけるでしょう。そうなれば2013年4月の日銀異次元緩和発動から5月半ばにかけて見られたような大相場が再現すると思います。 外国人による買い越し額も非常な勢いで伸び上がってきており、この強気シナリオの可能性を高めています。実際のところ、セクター別では多くの業種が調整している中、医薬株がディフェンシブ性を見せる一方で、圧倒的にマザーズ市場を中心とする新興株は大にぎわいとなっています。 mixi <2121>やフリービット<3843>というマザーズのコア銘柄(時価総額上位)が猛烈に上昇しているところで、これらの新興株が大賑わいになれば個人投資家が大きく潤い、不動産や高級車などの消費にも勢いが出てくると考えます。
参考:日本株通信
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