人としての尊厳のバランスが崩れると……
男性が逃げてしまう「重い女」というのも、数パターンあるように思います。- とにかく尽くすタイプ
- 束縛するタイプ
- その男性以外とは関わりを持てない(依存性が高い)タイプ
特に多いのは、尽くすタイプと束縛するタイプだと思います。
尽くすタイプの人は、自己犠牲を厭わない人なので、自分を大切にできない人。
束縛するタイプは、自分中心で考えているので、相手を大切にできない人です。
男性が逃げてしまうのは、人としての尊厳のバランスが崩れている場合に起こるのだと思います。
相手に尽くしても、自分のことも大切にする
何でもかんでも自分のことを犠牲にして、相手に尽くしまくるというのは重たすぎます。これでは、相手の男性に自分の責任のすべてを押しつけてしまっているようなものでもあるので、逆に相手を大切に出来ていないとも言えます。
それでも、尽くすことに悦びを感じる人もいることでしょうし、私自身、好きな相手(主人)になら、少しくらいの自己犠牲は払って当然と思っているので、どちらかというと尽くすタイプだと思っています。
しかし、そのために自分が傷つくようでは相手に迷惑をかけてしまいますので、尽くすことの度合いを自分なりにしっかりと持っているべきだと思います。
束縛の価値観は違うことを理解する
人はそれぞれ価値観が違って当然です。相手と自分の価値観がすべてに於いてぴったり一致するなんて言うのは、本当に稀なことですし、むしろないのではないかと思います。
束縛という点に於いて、自分はされても悪い気はしなくても、同じことを相手がされると嫌がられるのは不思議なことではありません。
自分がされてもいい束縛は相手にしてもいいとは限らないということをきちんと理解しておく必要があります。
もちろん、相手にも、その逆を理解してもらう必要があります。
無理に価値観を合わせる必要はありません。お互いに理解し合っていれば、喧嘩にも別れにもならないのではないでしょうか。
広い視野を持つ
厄介なのは男性への依存性が高い女性です。「あなたがいないとダメなの」というような感じで、自分の世界には相手しかいないと思い込んでしまっている人も少なくないようです。
度が増せば、過ちが起きてしまう危険性さえ孕んでいます。
これは、相手に自分を押しつけていることでもありますし、自分自身を狭い世界に閉じ込めてしまっていることでもあります。
どんどん自分を追い詰めてしまう前に、一度冷静になって自分を客観視する必要があるでしょう。
このタイプの人には難しいことかも知れませんが、冷静になることがまずは大事だと思います。
どの場合も、一人の人として相手も自分も大切にできているかどうかがカギだと思います。
人としての尊厳を大切にしていれば、良い関係を築いたままでいられるのではないでしょうか。