学資保険やこども保険の多くは、最もお金がかかる大学進学時に合わせて満期保険金が下ります。でも、30歳が満期という学資保険がありますのでご紹介しましょう。

みどり生命の「みどりのこども保険」とは

結婚資金も準備できるこども保険

結婚資金も準備できるこども保険

みどり生命保険の「みどりのこども保険」は、「お子さまが将来“なりたい自分”をかなえるための保険」とのこと。特徴的なのは、子どもが15歳で払い込み満了となり、30歳で満期になり、満期保険金が受け取れることです。その他、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学の入学時と成人時に祝金が受け取れます。

満期保険金や祝金を受け取るしくみは下図の通りです。
みどりのこども保険のしくみ図

みどりのこども保険のしくみ図


みどり生命保険株式会社の企画部長であり、数理部長の小林元志取締役に、なぜ30歳満期というこども保険を作ったのかを伺ったところ、「30歳までに結婚してくださいとの意図です」とのこと。実はこの保険、結婚資金を作ってもらいたいという強い思いがあるのです。この保険は、教育資金と合わせて、結婚資金も貯められるようになっているのですね。

以前にもご紹介しましたが、学資保険を選ぶポイントの一つに、戻り率(返戻率)が高いことが挙げられます。

アクサダイレクト生命保険企画部商品企画課長の西林さんによると、商品開発の観点から言えば、戻り率を上げるのには、4つのポイントがあるそうです。

  1. 祝金以外の保障を削減する
  2. 保険料払込期間の短縮化
  3. 祝金受取時期の先送り
  4. 保険料計算基礎率の調整

みどり生命の「みどりのこども保険」は、保険料払込期間を15歳までと短縮化し、保険金受取時期を遅らせて保険期間を長くすることで、返戻率をアップしていることになります。

返戻率(戻り率)はどのくらい?

子ども(被保険者)が0歳のときに、基本保険金額100万円、満期保険金の受け取りを30歳にした場合で考えてみましょう。
  • 月額保険料 1万730円です
  • 払込期間 15歳
  • 保険料の総額 193万1400円
  • 満期金と祝金の総額 210万円
  • 戻り率 108.7%
と、戻り率がかなり高くなっていることがわかります。

満期金受取を20歳まで繰り上げることもできますが、その場合、返戻率は102%に低下します。以降1年ごと満期を繰り下げることで返戻率は上がっていきます。繰り上げ満期を選択しても、もっとも保険期間の短い9歳を除けば、累計給付金額は100%を超えています。

保険には9歳まで加入することができ、契約者(両親など)に万一のこと(死亡または重度障害)があった場合、以後の保険料の払い込みは不要となります。基本保険金額400万円まで加入が可能で、大きなお金を準備することができます。

みどり生命ってどんな会社?

みどり生命保険株式会社は、2007年の設立後、改正保険業法に対応し、2008年8月に生命保険業の免許を取得。10月より販売を開始しています。商品は「無選択型生存保険付定期保険」「無配当こども保険」などがあり、特徴は、保障に重点をおいて無配当にすることで、保険料の負担を少なくしていることです。

「みどりのこども保険」は、結婚まで見据えるという長い目で、子どもの独立費用を準備できるユニークな保険ではないでしょうか。

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