選択の要素はいくつかあると思います
一番大切なのは先ず彼のことを本当に愛しているのかどうか。次に自分にとって結婚という行為が彼を愛することよりも大切なことなのかどうか。
彼は何故自分と結婚しようと決断しないのか。
要素は幾つか出てくると思いますが、自分にとって一番大切な要素が何であるかを自分で認識することが先ず大切です。
彼の何を大切にしているのか?
自分が物事を考える為の基礎資料として一番大切なものは自分の気持ちです。自分は彼の何処を好きになったのか、好きだと一口に言っても付き合いの時間を経過して何となく離れられなくなっただけという場合も時にはあります。
自分は彼の何処に惹かれ彼の何を大切にしているのかを整理してみることでしょう。
そうすれば自分が彼に気持ちを寄せる本当の要素が判るはずです。
彼の性格や仕草の一つ一つが自分にとって、いつまでも大切だと思えるものかどうか。
「好きになったら痘痕(あばた)も靨(えくぼ)」と言います。
「愛は盲目」とも言います。
でも、映画「ラブストーリー」でも「愛とは決して後悔しないことだ」と言っています。
自分が本当に後悔しない愛を育んでいるのかどうか。
先ずそこを確認することが大切でしょう。
その上で、結婚が自分にとって一体どの様なものであるのかを考えたら良いのではないでしょうか。
結婚という行為を、自分だけのものではなく、周囲から祝福されて自分が存在する社会でより大きな安心を築く為に行うものだと考えるなら、結婚適齢期に幸せな結婚をすることは一番大事なことになるでしょう。
それが自分にとって一番重要なことであるなら、見合いをして自分を取り巻く社会が認めた人と一生を過ごすことも自分にとっては幸せだと言えます。
翻って、今の彼が自分との結婚をする気がなく、自分にとってそれが耐え難いことであるなら、別れるという選択も当然有りでしょう。
あなたの結婚観を強固なものに
しかし、世の中それ程理屈通りには気持ちの整理がつくものではありません。結婚する気がないのなら、何とか彼と別れたい、しかし決断の理由が欲しいとあなたは考えている訳です。
先にも書きましたが、あなたが一番大切にしているものを整理してみて、その上で後悔がないことを自分で確認してみることでしょう。
色恋事で世の中が前に進む場合もあれば、破綻を招く場合もあります。
昔から、色恋が原因の事件は数多くあります。
揺るぎない自分の考えを持つことが大切です。
あなたが結婚を大事に考えるなら、結婚する気のない彼とは別れるべきですが、その別れを決断するにはあなたの結婚観を信念を持って強固なものにすることが求められます。
しかし、人生「万事塞翁が馬」と言います。
決断する方法を探すのではなく、「結婚出来ないなら別れる」と考え、口に出して言ってみることでしょう。
「別れたい」
そうすれば局面の変わった彼がどう出るか、案外結婚に突入するかも知れません。
「案ずるより産むが易」とも言います。
人生長いのですから思い悩むよりやってみることも大切ではないでしょうか。