フラッシュはメリハリをつけて使うのがポイント
東京モーターショーの会場、ビックサイトのエントランスゲート。
室内撮影なのですべてフラッシュを使って撮影すればいいのかといえば、場面によっては使わないほうがいい場合もあります。それはフラッシュをオート設定で発光させての撮影の場合、フラッシュの光量を調整しないと意図しない露出で写ることがあるからです。
日頃フラッシュを使用することがなくオート設定だけでフラッシュ撮影する場合、光量の調整は難しいかもしれません。あまりフラッシュ撮影に慣れてなくフラッシュを使って露出の過不足がでるようであれば、フラッシュを使わず会場の明るさで撮影したほうが仕上がりよく写せることがあります。
フラッシュを使わず撮影するときは、明るさは露出補正機能を使って調整します。また、手ブレが起こりやすいのであれば、ISO感度を高感度に設定することでシャッタースピードが速くなり、手ブレの軽減にもなるので、状況に応じて設定を変えて撮影していくのがお勧め。
フラッシュを使っての失敗例。フラッシュ光が入り露出オーバーで写った例。白いボディの表面が白く飛んでしまい写ってない。
フラッシュなしで撮影。会場のライトだけで撮影しているので、車体のボディは、はっきりと写っている。
車内の運転席をフラッシュを使い撮影。ここではフラッシュを使うことで暗く見えにくい箇所もはっきりとわかるように写る。
次のページでは、モーターショーでの車体を撮るときの基本ポイントを紹介!