10ベストカーを試乗して投票
その年を通じてもっとも優秀なクルマを称える日本カー・オブ・ザ・イヤー。2013年は、11月23日(土)より一般公開される第43回 東京モーターショーの場で、2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤーが発表されます。日本カー・オブ・ザ・イヤーがどのようにして決まるかというと、まず一次選考である「10ベストカー」の選出から始まります。2013年の場合、ノミネート車は2012年11月1日~2013年10月31日に発表または発売された、年間500台以上の販売が見込まれている乗用車が対象となります。選出方法は、ノミネートされた38車種の中から、60名の選考委員が10ベストカーに相応しいと考える10台をそれぞれ選びます。そしてそれを開票して集計し、得票数の多い順に上から10車種が10ベストカーとして選出されます。
「10ベストカー」が一堂にズラリ。取材会は富士スピードウェイのイベント広場と構内路にて実施された。各社のブースの位置は抽選で決められる
トヨタ クラウン(ロイヤル/アスリート/マジェスタ)
ホンダ フィット/フィットハイブリッド
マツダ アテンザ
三菱 アウトランダーPHEV
スバル XV HYBRID
フォルクスワーゲン ゴルフ
メルセデス・ベンツ Sクラス
MINI ペースマン
フィアット パンダ
ボルボ V40
となりました。この中から日本カー・オブ・ザ・イヤーが選ばれることになります。
10ベストカー取材会の様子
開票は東京モーターショーの一般公開初日である23日(土)の午後まで行なわれません。つまり、それまでどの車種が受賞するのかわからないので、我々選考委員も結果が大いに気になるところですが、メーカーの方々にとっても気が気でないことと思います。2013年は、はたしてどの車種が栄えある日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝くのでしょうか?
イヤーカーの投票は富士スピードウェイのプレスルームにて(※写真はあえてぼかしています)
●イノベーション部門(環境、安全その他の革新技術を持つクルマ)
●エモーショナル部門(秀でたデザイン、ドライブフィールなどを持つクルマ)
●スモールモビリティ部門(軽自動車、将来的には超小型モビリティを含む)
これらは上記の10ベストカーではなく、今年度ノミネートされた30台の全車が対象となり、選考委員によって選出されます。これ以外に、実行委員によって選出される「特別賞」もあります。これら部門賞や特別賞の動向も興味深いところです。
なお、詳細をお知りになりたい方は、日本カー・オブ・ザ・イヤー公式HPをご覧ください。