ディスプレイやカメラなど、基本性能充実のオールマイティスマホ
背面中央にボタン類を集めたG2ですが、新しいのはデザインだけではありません。ディスプレイ、CPU、カメラ、バッテリーといったスマホの基本性能を担う部分にも、様々な最新のテクノロジーが詰め込まれています。たとえば約5.2インチのフルHDのIPSディスプレイには、世界的なディスプレイメーカーである、LGの技術が惜しみなく使われていて、明るく、広視野角で色鮮やか。ピクセル密度423ppiの高精細さで、小さな文字もしっかり読むことができます。CPUは2.3GHzのクアッドコアで、操作にストレスを感じることはありませんし、2900mAhのバッテリーも、充電なしで2~3日は使えるレベル。バッテリー内の密度を高めて、これまでよりもスリムながら、3日間持つバッテリーを実現したそうです。私も試しに2泊3日の出張中、一度も充電せずに使ってみるということをやってみたのですが、さすがに3日目にはバッテリー切れになってしまったものの、2日半はしっかり使えました。もちろん使用環境にもよるでしょうが、充電をし忘れても大丈夫というのは心強いです。
メインカメラは約1320万画素で、自分撮り用のサブカメラも約240万画素と高解像度。ノーマルやインテリジェンスオートで、何も考えずにシャッターを切っても、結構きれいな写真が撮れます。加えて背景に写り込んでくる通行人を消せる「ショット&クリア」や、メインとサブの2つのカメラで同時に撮れる「デュアルカメラ」など、ユニークな撮影モードがたくさん用意されているのも、本機の特徴。動画の撮影機能も充実していて、話している人の声にフォーカスできるオーディオズーム機能や、広い絵を撮影しながら、同時にズームした絵も撮れるトラッキングズーム機能などが利用できます。撮るのはもちろんですが、ディスプレイがきれいなので、撮った写真や動画を見るのも楽しい。特に動画は、約5.2インチの大画面で見ると、本当に迫力があります。
多彩なカメラモードを搭載していて、シーンに応じたいろんな撮影が楽しめます。「ビューティーシーン」では、女性にうれしい美肌撮影が可能。
こちらは「ノーマル」モードで、ただシャッターを切っただけの写真。極端にビビッドではないけれど、見たまま自然な色合いで撮影ができるという印象です。