同棲中の金銭トラブルを防ぐために
最初は、ずっと一緒にいたい!と盛り上がって始めた同棲も、徐々にうまくいかなくなってしまう原因の多くは、金銭トラブルがあるようです。家賃や光熱費の支払いが遅れる、建て替えたお金をなかなか返してくれない……など、金銭的なトラブルは同棲生活解消につながってしまいます。
最初が肝心!折半のルール決め
最初のラブラブな段階で「お金のこと話すなんて現実的で醒められそう」と言う人もいますが、ルール作りは最初が肝心です。逆に、最初にきちんと金銭的なことを決めるのを嫌がる相手は、ルーズな人が多いものです。
お金にルーズな人との同棲生活は、こちらの負担が大きくなってしまい、徐々に辛くなってしまいます。
■折半する費用
家賃・管理費・公共料金・食費・雑費(トイレットペーパーなど)
■負担する割合
最初はきっちり二分割がおすすめです。
男女で負担の割合を変えたり、光熱費は彼で食費は彼女などのやり方だと、曖昧なのでどうしても不公平感が生まれます。
最初は二分割にしておいて、1ヶ月、2ヶ月経った時点で、調整をしたほうが良いでしょう。
■折半する方法
最初にまず、家賃や公共料金の引き落とし用の通帳を1冊作ります。
また、食費や雑費もおおまかに「一人2万円」などと決めて、通帳に入れます。
どちらかが食材や生活用品を買物をする際には、そこからお金を出して買物をします。
そしてレシートはかならず保存しましょう。(どちらかがお金を使い込んだりしないように、後で見直しをするためにも必要です)
きっちり二分割で二人でお金を入れておけば、もし残高が余った場合も、それで食事に行ったり、何かを買ったりなど気持ち良く使うことができます。
結婚の約束をしている場合は、そのまま貯金しておいても良いでしょう。
話し合いをする時は率直に
必ず第1・3土曜日などと日にちを決めて、通帳やレシートを見ながら「予算会議」をしましょう。食費が足りない、高いものばかり買い過ぎる、彼がよく食べるので食費の折半は不公平など、率直に意見を言うようにしましょう。
どちらかが不満を溜め込まないように、こまめに話し合う場を設けることは大切です。
ルールは最初にきっちり決めますが、話し合いによっていくらでもお互いに良いように変えることはできるので、微調整しながら納得できる折半方法を見つけるのが一番です。