ネットオークション/オークションに出品する

オークションには出品してはいけないモノがある

ネットオークションには出品できないモノがあることをご存知でしょうか?ヤフオク!の場合にも、出品禁止物が設定されています。これに違反をするとオークションに参加できなくなってしまう可能性もあるので、出品前には必ず確認しておきましょう。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

出品禁止物を必ず確認する

オークションには、実にたくさんのモノが出品されていますが、手当たり次第、なんでも出品できるというわけではありません。各オークションサイトで、「出品禁止物」が決められていて、これに該当しないモノだけがオークションに出品できるようになります。そのため、出品をする前には、必ず確認しておく必要があります。

ヤフオク!の場合の出品禁止物の例をいくつか挙げてみましょう。
たばこは出品禁止物。いくら高く売れそうと思っても、出品してはいけない!

たばこは出品禁止物。いくら高く売れそうと思っても、出品してはいけない!

■たばこ
日本国内のたばこだけではなく、海外のお土産も含まれます。

■取り扱いが難しい食品、保存期間が短い食品
賞味期限が短い食品もそうですが、気をつけてほしいのは、店舗や業者でない個人が趣味で作っている食品です。たとえばクッキーやケーキなどを個人が作った場合も、出品禁止物になります。

■領収書
税務上の不正に使われる恐れがあるので、領収書の出品は禁止です。同じようにレシートも領収書と見ることができるため出品できません。

■宝くじや勝馬投票券
案外知られていないかもしれませんが、宝くじも出品してはいけません。

■債権、有価証券
ちなみに、株主優待は出品可能です。

■拳銃、麻薬、偽造カードなど、法令によって所有や売買が禁止されているもの
これは、社会的に見ても、当然といえば当然でしょう。

■他人の権利を侵害するもの
たとえば著作権。無断で複製した映画やゲームソフト、テレビの録画画像もこれにあたります。

■アダルト関連商品
これに関しては、ヤフオクが法令に違反しているかどうか、あるいは社会に反していないかどうかを判断します。

■偽ブランド品
これは商標を不正に使用した商品になり、出品することはできません。もし出品をして落札された場合でも、そもそも不正な商品を売買すること自体が違法行為になります。加えて、たとえ商標をそのまま使わなくても、ロゴマークを真似たり、ブランドに似ていることを宣伝文句にしても違法です。

ほかにも出品禁止物はあるので、こちらで確認をしておきましょう。

出品禁止物かどうかは、Yahoo!JAPANが判断します。また、自分が出品するモノが禁止物に当たるかどうかは、自分で判断しなければなりません。なので、「ちょっと微妙だな」と思うようなモノは、出品しないようにした方がいいでしょう。
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