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日本最古の官道「竹内街道・横大路」1400年(2ページ目)

“日本最古の官道”と伝わる、大阪と奈良を結ぶ「竹内街道(たけのうちかいどう)」は、『日本書紀』に記録が残されており、2013年がちょうど敷設されてから1400年目にあたります。竹内街道の歴史が学べる資料館をはじめ、街道沿いにあるさまざまなスポットと魅力をご紹介します。

シカマ アキ

執筆者:シカマ アキ

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竹内街道について学べる資料館に行こう

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太子町立「竹内街道歴史資料館」は、竹内街道の脇にあります。2003年3月オープン

2013年、「大道」が敷設されてから1400年を迎えた竹内街道について学べる施設が、大阪府太子町にあります。「竹内街道歴史資料館」は、2003年3月にオープン。建物は竹内街道の脇にあって、竹内街道と太子町の関わりがひと目でわかるように展示されています。

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竹内街道の歴史を、当時の資料やパネルなどで展示して紹介しています。映像で楽しく学べるマジックビジョンもあります


第1展示室では、竹内街道の歴史をパネルで紹介しています。「石の道」「最古の街道・大道」「太子信仰の道」「庶民の道」の4つのテーマに分けられ、それぞれの時代背景とともに、関連資料を展示しています。

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西国三十三所巡礼で「御背板(オセタ)」を担いで歩いた巡礼者も。背負うといかに重いか体験できます

例えば、「庶民の道」だと、伊勢参りや西国三十三所巡礼などで利用する旅人たちでにぎわった当時の様子がつづられた記録や、太子町にあった旅籠『角屋』の前に置かれていたという2体の木馬などが展示されていました。

また、西国三十三所の観音像のミニチュアが収められた仏壇を背負う「御背板(オセタ)」も展示され、その重さを体験できるコーナーもあります。

「石の道」では、石器の原料となったサヌカイトなどを求めて二上山を目指したことで、二上山に通じる竹内街道が官道になったくだりを紹介。太子町を中心に竹内街道とその周辺にある古墳などの遺跡を紹介するジオラマ展示も。中央のマジックビジョンでは、竹内街道のはじまりから現代に至るまでが約15分の映像で楽しく学べます。

第2展示室では太子町から出土した遺物や古文書などを紹介しています。毎年秋には企画展も行われます。

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伊勢灯籠が残る、大阪府太子町の大道旧山本家住宅(国登録文化財)


竹内街道歴史資料館を出て旧街道を西に少し下ると、伊勢灯籠が残る「大道旧山本家住宅」(国登録文化財)や道しるべなどが残り、当時の面影を少しだけですが楽しむことができます。

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聖徳太子御廟がある叡福寺。春は桜、秋は紅葉など自然に囲まれた美しい景観のスポットです

施設周辺にはほかにも、聖徳太子の墓(御廟)がある叡福寺、孝徳天皇陵、用明天皇陵、推古天皇陵、蘇我馬子塔、道の駅「近つ飛鳥の里・太子」などがあります。二上山はハイキングコースとしても人気です。

太子町観光協会によると、1400年の節目となった2013年には、竹内街道歴史資料館の来場者が増加し、ボランティアガイドへの問い合わせなども増えているそう。近隣市町村をはじめ、東京方面からの訪問者もいるとのことです。
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