「病児」と「病後」、その違いをしっかりと認識しましょう

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兄弟がいるときなども、病児・病後児保育があると安心できます

病気の子どもが幼稚園や保育所で預かって貰えないことは、誰でも判っていると思います。では、その「熱」とされるアウトのラインは、ご存知でしょうか? これまた一般的にですが「38度以上」が一つの目安。とはいえ、37.5°を超えると「お呼び出し」といわれる電話が職場や家庭にかかってくるケースがあるのも、一つの事実です。

子どもが体調を崩すのは、決まって突然起こりがち。かといって、仕事が待ってくれるわけでもないし、そんなときに限ってどうしてもキャンセルできない予定があったりするものですよね。そんなとき、病気の子や回復期の子どもを受け入れてくれるのが「病児・病後保育」です。

ここで理解しておいてほしいのは「病児(現在病気を発症中)」と「病後(回復期)」に分かれていること。回復期の子どもは、病中の子どもよりどうしていいか判らないと考えていたママは、その点をしっかりと認識し、利用できるところを日ごろ調べておきましょう。

病児保育には、公費補助があるって知っていましたか?

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子どもの安らかな寝顔は、ママの宝物ですね

現在国の取り組みもあり、看護師と保育士が各一名以上配置され、保育所や医療機関に併設のものと専門施設を合せて、2011年度に市町村が補助した施設は全国に1026か所(2012年10月の読売新聞記事より抜粋)。うち、病児の施設は全国に503か所あり、病後児を受け入れているケースもあるといいます。病後児に限った施設は523か所。「病児」「病後」の判断は受診した医師の判断によって行われます。

費用の大半は、利用できる子どもの年齢や範囲、利用者負担は市町村が定めていますが、基本的には国や市町村などの公費でまかなわれています。一般的には10歳未満、1日2000円程度、普段保育所に通っていなくて利用できます。ただし、施設で事前登録し、利用する際には医師の診断書が必要です。

他にも、一般の保育所に専用スペースを設けた「体調不良児対応型施設」は、全国に457か所あり、その保育所に通う園児が保育中に体調を崩した場合に利用が可能。親は職場を早退せずに済み、安心材料のひとつとなっています。2011年度には、看護師などが子どもの自宅で病児、病後児を保育する訪問型のサービスも創設されているので、日々変化していると考えた方がいいでしょう。

それだけに最新のサービスがどうなっているか、調べておくことが一つのポイントとなってくるともいえます。「行政なんだから、教えてくれないのがおかしい」などと考えているのは、少し甘いかもしれませんね。民と官が入り交ざっている場合、どのようにそのサービスを利用していくかを決めるのは、あくまでも利用者の側です。自分のライフスタイルを守るための責任という意味でも、しっかりと知るためのアクションを自分から起こさなければならないでしょう。

病児保育のサービスの実情は、どうなのでしょうか?