水を美味しく飲む適切な温度とは?
まず水の味に大きく影響するのが温度。どんなに美味しい水でも温度が適切でないと美味しさが半減してしまうこともあります。逆に、まずい水でもキンキンに冷えていると飲めるといえなくもありません。特に炭酸水の入っている水は温度が高くなるにつれ、含まれる炭酸がどんどん抜けていってしまいますし、逆に低くなりすぎると炭酸が強く感じられることもあるので、温度が重要です。一度に飲みきれない場合は必ず固く栓をして冷蔵庫に入れ、できるだけ早く飲みきるようにしましょう。
炭酸の入っていない軟水は12~15℃を目安に、炭酸の入っている水はもう2℃ぐらい冷やして飲むといいでしょう。それ以上冷やすと、水の味も分からなくなりますし、身体を冷やし過ぎるのでオススメできません。
もともと水が苦手な方や、硬水などちょっと硬さを感じるような水で飲みにくいなと思われたりする場合は、さらに2~3℃下げて飲まれるといいでしょう。
ただし、その場合は身体を冷やし過ぎないよう、一気に沢山飲むのは避けましょう。
水を飲む時にオススメのグラス
ウォーターグラス
選ぶグラスですが、炭酸の入っている水は脚のついているワイングラスがオススメです。手の温度が直接伝わらないので、すぐぬるくなるということもありません。泡がきめ細かいタイプの炭酸がお好きな方はシャンパングラスを選ばれるといいでしょう。
炭酸の入っていない水は、口の開いたタイプのグラスがオススメです。グラスの厚みはちょっと薄めのものを選びましょう。
もちろん、グラスは洗剤や塩素の臭いがしないように、よく洗浄されたものを使いましょう。
最近はいろいろなメーカーで水を飲むシーンに特化したウォーターグラスが作られています。そういうものを選んで飲むとさらに美味しく感じられるかもしれません。
水を美味しく飲むタイミング!
そして最後は、タイミング!です。まず水自体の鮮度が重要です。湧き水には賞味期限はありませんが、ひとたびボトルに詰められると賞味期限が発生するので、できるだけ製造日に近いものを選び、早く飲み切った方がいいでしょう。
また喉が渇いた時、一杯の水がとても美味しく感じられたという経験、一度は皆さんもされているのではないでしょうか。
このように、「いつ飲むか」というタイミングも美味しさを左右する重要な要素です。実際には喉が渇いたと感じる前に飲むようにしましょう。まず朝目覚めてすぐに一杯。そして食事と合わせて一杯。仕事中や勉強中は少なくとも一時間に一杯。お風呂上りの一杯など、グラスやコップに一杯ずつ一日の生活の中で7~8回ぐらいに分けて飲むとよいでしょう。
上記の3つの条件がそろっても美味しく感じられない場合は、選ぶ水自体に問題があるかもしれません。