家族旅行・子連れ旅行/ファミリー向けおすすめスポット

アートもたくさん!ゆったり倉敷・尾道・しまなみ海道(2ページ目)

子連れで行く倉敷と尾道をそれぞれご紹介します。しっとりとした街並みの岡山県・倉敷は、お散歩や美術館、子どもも楽しめる川舟などが魅力。瀬戸内海に面した広島県・尾道~しまなみ海道にかけては、島々を巡りながらアート作品も見られます。どちらも趣のある大人の街のイメージかもしれませんが、子連れの岡山・広島もまた、素敵なたびになること間違いなしです。

高沖 清乃

執筆者:高沖 清乃

マタニティガイド


続いて、広島県・尾道としまなみ海道

岡山からは、新幹線で約30分。東京からは飛行機・約1時間半で、広島に到着します。岡山同様、広島も「特別割引」や「早期割引」を利用すれば、航空券もお手頃です。広島には多数観光スポットがありますが、今回ご紹介するのは、しまなみ海道と尾道です。

生口島に渡るフェリー

生口島に渡るフェリー

我が家がたどったコースは、広島から新幹線で「三原駅」へ。こだまで2駅・25分。ここから生口島(いくちじま)へフェリーで渡り1泊。翌日は、しまなみ海道を散策し、尾道まで行きました。
生口島とは、瀬戸内海に浮かぶ島のひとつ。瀬戸田レモンの産地のため、ガイドブックなどには「瀬戸田」と書かれていることもあります。



レモンとアートのしまなみ海道

瀬戸田レモンを生かしたジェラート専門店「ドルチェ」

瀬戸田レモンを生かしたジェラート専門店「ドルチェ」

しまなみ海道は、愛媛県の今治から瀬戸内海の島々を通って広島県の尾道を結ぶ道。島めぐりのスポットとして人気を集めています。私が宿泊した生口島もしまなみ海道が通る島。国産の瀬戸田レモンの産地と聞けば分かる方も多いでしょう。





あいにくの雨でしたが、こうしたアートを島中で見ることができます

あいにくの雨でしたが、こうしたアートを島中で見ることができます

生口島では「島ごと美術館」というアートプロジェクトを展開しており、島のいたるところで現代アートを見ることができます。島の自然とアートの相性にも注目です。






しまなみ海道を本州へ。尾道で遊ぶ

しまなみ海道を本州へ向かっていくと、最終地点は尾道。島と島の間は、船・バス・タクシーで渡ることができます(でもイチオシは自転車なのだとか!)。
尾道でおすすめしたいのは、「千光寺山ロープウェイ」です。ロープウェイといっても、乗車時間はわずかに3分。徒歩でも上ることができるそうですが、このロープウェイ乗ってぜひご覧いただきたいのは、頂上から見える瀬戸内海と尾道の街。これが絶景です。

尾道は、映画の舞台になることも多い街とのこと。どうしてだろう?と思っていましたが、この景色を見てなるほどとわかった気がします。
こちらがロープウェイからの風景。何ともいえない趣のある景色です

こちらがロープウェイからの風景。何ともいえない趣のある景色です


瀬戸内海と尾道を眺めながらのランチ

エビとバジルのパスタ。出てくるまでに少々お時間がかかるので、景色をみながらゆったり待ちましょう

エビとバジルのパスタ。出てくるまでに少々お時間がかかるので、景色をみながらゆったり待ちましょう

ロープウェイを上った先にある「千光寺公園」には、子どもがのびのび遊べる場所や、美術館(尾道市立美術館)があります。また、ランチにぴったりのレストラン「プティアノン」では、瀬戸内海と尾道の景色を見ながら食事が楽しめます。




ボキャブラリ不足で瀬戸内海の美しさを伝えきれないのがもどかしいですが、この景色、ぜひ一度、ご覧いただけたらと思います。
レストラン「プティアノン」からの景色

レストラン「プティアノン」からの景色
 

岡山・倉敷と、広島・しまなみ海道~尾道の旅。別々の旅として楽しむこともできますし、宿泊数を多めに取って、回ってくることもできそうです(我が家は別々の旅で出かけました)。
瀬戸田のレモンは1~3月ごろが収穫時期だそう。そのころに出かけるのも楽しそうです。

※上記データは記事公開時点のものです。

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