リフォームの写真・図面、工事箇所の履歴をチェック
リフォーム工事の履歴書を確認することで、その建物への手の入れ具合が把握できます。 |
そこでチェックしておきたいのがリフォームの履歴です。その物件において、過去にどの部分をどのようにリフォームしたかを調べ、できる限り写真などで施工内容を確認しておくことが大切です。「リフォーム済み物件」の中には工事履歴をわかりやすく書面等でまとめてくれているものもありますので、それらを利用するのが一番望ましいと言えます。
もしそれらの書面や施工写真が不足しているような場合には「リフォーム済み物件」と言えども安易に飛びつくのではなく、今後リフォームが必要となりそうな部分について工事業者などに調査してもらい、見積りを作成してもらう方が安心です。
未リフォーム物件の中にも掘り出し物があるかも!?
もしも、急いで入居する必要がなく、自分でリフォーム内容について業者と打ち合わせをしたいと考えているのなら、未リフォーム物件をピックアップし、その工事業者と一緒に物件を見に行くのも良いでしょう。リフォーム済み物件よりも自分のイメージに近く、そして割安な掘り出し物が見つかるかもしれません。この場合でも、将来自分たちが再度リフォームする時のことや、引越しする時のことを考えて、リフォームの履歴書を作っておくことをオススメします。工事内容を記載した書類・図面、そして工事中の写真などをしっかりとファイリングしておきましょう。自分たちが長く住む場合でも、引越しして誰かにこの住まいを転売する場合でも、きっと役に立つはずです。
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