イヤイヤ期脱出の近道は、子どもの言い分に耳を傾けてあげること
自我が出てくる頃の子供は「イヤイヤ」期と呼ばれますが、単に反抗してイヤと言っている訳ではなく、イヤな事にキチンと理由もあります。
ただ、まだ言葉が未発達なので「イヤ」な理由を上手く伝えられず、
パニックになりワケの分からない事態に陥ることも……。
時間の許す限りは、お母さんも落ち着いて「イヤな理由」を見つけてあげる事も大切です。
例えば、「いつもと違う道だから嫌だ」とか、「いつもはここに片付けているのに、違うところに
片付けられて嫌だ」とか、一緒に「どうしていやだったの?」と考えて、理由を探し出します。
そうすることで、子どもも少しずつ言葉をつなげて、説明してくれて、「それは嫌だったね。
でも今日は時間がないからここにしまっていいかな?」などとキチンと認めてあげて説明する事によって、子ども自身の頭の中も整理されて、伝えたいことも伝わり、納得してくれることも多いです。
子どもが「イヤイヤ」すると、お母さんもキィっとなりがちですが、誤魔化したり急かしたりせずに、
子どもの言い分に耳を傾けてあげると、最終的にイヤイヤ期脱出の近道だったような気がします。