日本にとっても意味深い歴史的建造物
■スポット名韓国銀行 貨幣金融博物館
■おすすめポイント
ソウルの街を歩いていると、新しいビルだけではなく、古くからそこに存在するいくつもの歴史的建造物に出会うことができます。それらの多くは日本の植民地時代に建設されたもので、韓国、日本にとって意味深いものとなっています。
ソウル市内にある「貨幣金融博物館」もそのひとつ。道路を挟んだ現代百貨店の向かいに建つ貨幣金融博物館は旧朝鮮銀行で、日本統治時代の1912年に特殊銀行として植民地における中央銀行の役割を果たしていました。石造りの風格のある建物は、東京駅や日本銀行を手掛けた建築家、辰野金吾氏の設計です。
貨幣金融博物館には、銀行の歴史や貨幣に関する資料が多く展示されており、様々な形でお金にまつわる知識を深めることができます。古いものから新しいものまで世界中の貨幣が集められており、なかなか目にすることのできない日本統治時代の貨幣も展示されています。
明洞エリアなので、ショッピングの合間にふらりと立ち寄ることができます。また、入館は無料なのも気軽でいいです。歴史的建造物の内部に入ること、それだけでも充分価値があります。
■貨幣金融博物館
住所:ソウル特別市 中区 南大門路3街 110
電話番号:02-759-4881
入館料:無料
営業時間:10:00~17:00
定休日:毎週月曜、年末年始、旧正月・秋夕
アクセス:地下鉄2号線「乙支路入口(ウルチロイック)」より徒歩5分
HP:museum.bok.or.kr/english/main/index.jsp
※データは記事公開時点のものです。