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伝説の人斬り抜刀斎の贖罪の旅 『るろうに剣心』

「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客・緋村剣心、維新後の剣心は人を殺さず、逆刃刀を振るって弱いものを助けたり、さらには巨大な裏組織を壊滅させたりします。動乱の時代に心ならずとも人を殺めざるを得なかった剣心を通じて、人の生きざまとは何かを考えさせてくれる作品です。

投稿記事

逆刃刀を振るって弱いものを助ける、伝説の剣客・緋村剣心

■作品名
るろうに剣心

■作者名
和田伸宏

■連載雑誌
週刊少年ジャンプ

■巻数
全28巻

■あらすじ
明治初期の日本を舞台とし、激動の時期に活躍した赤報隊や新選組を登場させ、オリジナルのストーリーに、史実や実際する人物を絡ませています。

主人公は、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客・緋村剣心。維新の障害になる者たちを、100人以上も斬り殺していました。

そして、訪れた明治維新。それは、剣心が望んだような時代とはかけ離れた時代でした。

剣心は、いまも維新は終わっていないとし、「不殺」すなわち人を殺さないことを誓い、流浪人として全国を旅します。

■おすすめの理由

剣心は、美しい容姿と剣の腕を持つヒロイン・神谷薫(後に剣心と結婚)との出会いや、相楽佐之助など同じ激動の時代を生き抜いた人々との戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していきます。

維新後の剣心は決して人を殺しません。逆刃刀(刃がついていない日本刀)を振るって、弱いものを助けたり、さらには巨大な裏組織を壊滅させたりします。

剣術シーンは、ハチャメチャですが、幕末から明治という未曽有の動乱の時代に心ならずとも人を殺めざるを得なかった主人公・剣心を通じて、人の生きざまとは何かを考えさせてくれる作品です。


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