女性向け原付スクーター購入ガイド おすすめ車両編

私は仕事でバイク販売の接客をやることが月に数度あります。

実際にお客様と接していると、どのような事を求めてオートバイを買い求めるのかを感じることができます。男性には男性の好みがあり、女性には女性の好みがあります。

ホンダの軽自動車Nシリーズは徹底した女性の思考をリサーチをして開発した車だとホンダの広報は発表しています。

当初ホンダは、女性は可愛い車に乗りたがり走行性能には興味がないと思っていたようですがリサーチの結果、

「黄色ナンバーだからとナメられたくない」

「信号待ちで負けたくない」

軽だからといって遅いと思われたくないと感じている女性が多かったようです。実際Nシリーズのグレードの中ではターボ付きが人気のようです。しかしこれは軽自動車の話。

軽自動車に対する女性の感覚がそのままスクーターにも通じるとは限りません。むしろ、私が女性のお客さまを接客させて頂いている時に感じる女性の思考は軽自動車に求める女性の思考とは全く違ったものです。

現場で接客させて頂いているとまず第一に感じるのは男性のお客様に比べて女性のお客様の方が価格に関しての感覚がシビアであるということです。

たとえば、ごく一般的なデザインの原付と可愛いデザインの2万円高い原付だと最終的にごく一般的なデザインの原付を買っていかれるお客様が大半です。

また、男性のお客様は、原付を検討される際に、

「どちらの方が早いですか?」

という質問をしてくるお客様がいらっしゃるのに対して女性のお客様はスピードを気にされるお客様はあまりいらっしゃいません。

私は始めて原付を購入される方には中古の車両をオススメしています。

運転に慣れていないと倒してしまって外装を壊してしまう方も多いので、なれる為に安価な中古車両をオススメしているのです。

今回は中古の大体の相場もお伝えします。

価格にシビアな方におすすめしたいホンダ トゥディ

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ホンダ TODAY


車両の値段は状態によって、もちろん左右されますが、中古の車両がどれだけ市場に流通しているのか?も大事な指標になります。

つまり簡単に言ってしまうと中古が多数流通している車両は安いということです。この観点で言えば、ホンダのトゥディ以上に流通している車両はありません。

そのため金額も安く出しているお店が沢山あります。なんと車両の価格が3万円代なんてことも。ただしお勧めしたいポイントはそれだけではありません。

女性は男性に比べて身長が低い方もいらっしゃいます。そのためシートにまたがった時に地面にきちんと足がつくかどうか気になるところだと思います。

トゥディの地面からシートまでの高さは695mmです。他のスクーターと比べても低い方ですので身長の低い方でも足が付かないということはないはずです。燃費は73.0km/Lです。

中古試乗は安い車体だと1万円台も存在します。整備慣れしている方なら良いと思いますが、初めて原付スクーターを購入する方に1万円台のトゥデイはオススメできません。

2008年式以降のAF67という型式のトゥディから燃料の噴射方式がコンピューター制御になりましたので、こちらのモデルがお勧め。

相場は4万円前後。乗り出しで8万円といったところです。

軽さが自慢で取り回しラクラク!スズキ レッツ4

レッツ4

レッツ4



スズキのレッツ4もトゥディと同じように人気で沢山売れている車両ですので、中古で流通している台数も多く他の車種と比べても安く買うことが可能です。

レッツ4は他の車両と比べても軽量なのが特徴です。車両の重さは68kg。

先ほど紹介したトゥディが79kgです。トゥディが特別重いわけではなくレッツ4が非常に軽量に仕上げられています。

原付はエンジンを止めた状態で押して動かすというシチュエーションが必ず発生します。その際に車重が軽いと押し歩きがとても楽になります。

シートの高さは同じ685mmです。燃費はトゥディと同じ73km/L。

前カゴを追加したレッツ4バスケットもオススメ!

前カゴを追加したレッツ4バスケット

前カゴを追加したレッツ4バスケット



スズキのレッツ4にはレッツ4バスケットという特別仕様車があります。こちらの車両にはフロントにカゴがついています。

お買い物によく行くという方にはお勧めです。価格と性能で考えたらこの二車種がお勧めです。実際に女性のお客様とお話する上で上記のようなことを説明すると車両を成約してくださるお客様が多数いらっしゃいます。

レッツ4の中古の価格相場は3万円前後。乗り出しでは7万円といったところ。トゥディより少し安い印象です。

価格意外で女性にオススメしたい車両もご紹介します。

お洒落な人におすすめしたい!ヤマハ ビーノ

可愛さ重視ならヤマハのビーノ

可愛さ重視ならヤマハのビーノ


この車両は価格・足つきや軽さなど、乗りやすさなど前述した項目で考えると先にお勧めした二車種には劣ります。

シートの高さは715mm、燃費は66.0km/L、車両の重量は80kg。他の車種と比べてシートにまたがった時に地面への足つきが良いわけでもなく極端に燃費が良いわけでもない。

車両の重量がとくべつに軽いわけでもありません。可愛いデザインよりも値段で選ぶ女性が多いと前述しましたがあくまで統計的なお話であって可愛いデザインのスクーターを選ぶ女性もいらっしゃいます。

そんな女性に圧倒的な人気なのがこの車両です。

中古の価格は前述の二台よりも少し高め。オススメはやはりインジェクション化された2008年式以降のモデルで型式はSA37J。

相場は6万円前後で乗り出しは10万円といったところです。

個性を求める方にはオススメしたい!ホンダ リトルカブ

個性を重視する方にはオススメしたいリトルカブ

個性を重視する方にはオススメしたいリトルカブ


商業車両として人気のホンダのスーパーカブ。商業車両として使われるだけあって車体は非常に堅牢に作られています。

スーパーカブのタイヤ17インチを採用していますがリトルカブは14インチ。車両重量は81kgと比較的軽量で燃費は驚きの113km/です。

女性にはエンジンの始動が容易なセルモーター付をオススメしています。

リトルカブは原付スクーターの形をしておらず、スクーターと違ってオートマチックではなくマニュアルでギアの操作が必要になります。

しかし、一目でカブとわかるデザインは個性を重視するあなたにオススメしたい一台です。

リトルカブも2008年からインジェクション化されているのでこちらがお勧め。相場はぐっと上がって13万前後乗り出しは17万円ぐらいです。

年式によって異なる形、性能


スクーターは車と同じように名前が一緒でも発売時期によってエンジンが違ったり形が違ったりすることがあります。

雑誌やインターネットで見た目がとても気に入ったスクーターがあるとしてお店に行って同じ名前のバイクを見てみたら全然形が違う。なんてこともあるので注意が必要です。

名前が一緒で形やエンジンが一新されることをモデルチェンジと言います。

モデルチェンジすると、通常は車両の型式が変更になります。スクーターを含め、バイクは車両の名前の他に型式と言うものがあり、モデルチェンジなど車両の大幅な変更があると型式が変更になります。

例えば、ヤマハのビーノの場合、

ビーノ5AU

ビーノ5AU

ヤマハ ビーノの発売当初の型式は5AUという型式で、このような車体のデザインでした。型式は5AUという型式でエンジンは、3KJというエンジンが使われていました。

ビーノundefinedSA37J

ビーノ SA37J

現在のヤマハ ビーノはエンジンもデザインも一新され、型式はSA37J。エンジンはA313Eというエンジンが搭載されるようになりました。

「このスクーターいいな」

と思ったら、車両の名前だけではなく、型式もチェックするようにしましょう。
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