ワンランク上のフレッシュジュースが味わえる真空ミキサー
テスコム・ミキサー 真空ジュースミキサー【TMV1000】
高まる健康志向で、ミキサーの売れ行きが好調です。投入した野菜や果物を攪拌してジュースにする調理器具で、これまではパワーの強さや使いやすさに焦点があたっていましたが、テスコムの「真空ミキサー」は“空気”に着目。「真空にする」という新発想で作られたジュースは、どれほど美味しいのか? ガイドが自宅で使ってみた感想をご紹介します。
新発想ミキサーの構造をチェック
外観は普通のミキサーと大きな差を感じないかもしれませんが、本機には従来のミキサーにはない唯一の機能があります。それは「真空」技術。本体上部に「真空アーム」というものが搭載されており、使用時にミキサーボトルにセットします。真空アームから空気を吸引することで、ミキサーボトル内が0.3気圧までダウン。真空に近づけた状態で攪拌するため食材に空気が混入するのを防ぐことができ、栄養素が保持できるのだそう。メーカーの発表によると、作りたての状況でポロフェノール成分量は従来ミキサーの約3.2倍。栄養素がしっかり残るのは、うれしいですね。ミキサーの価格の差となる大きな要素は、パワー。高価なものはハイパワーであるだけでなく、低速、高速といったようにカッターの回転速度を調整できます。本機にはパワー調整の機能はないものの、真空状態にして攪拌する「真空ミキサー」、押している間だけ回転する「フラッシュ」、従来のミキサーと同じように真空にせず攪拌する「ミキサー」機能を完備。さらに、作ったジュースを真空で保存できる「真空保存」機能も搭載しています。
聞きなれない「真空保存」について説明します。本機は攪拌してジュースを作るだけでなく、作ったジュースを美味しく保存しておける機能を搭載。付属の「ジュースボトル」も密閉性の高いフタを採用しており、ミキサーボトル同様に本体に置き、真空アームで空気を抜き出すことで真空状態にできます。酸化により栄養素が減少するのを抑制できるため、通常の保存に比べ24時間後のビタミンC残存料は約15%の差になるとのこと。フレッシュなジュースが作りおきしておけるので、便利です。
では、実際にジュースを作り、操作性や味を調査してみましょう。>>