ミキサー・ブレンダー・ジューサーのトレンド

ミキサー・ジューサーの選び方

ミキサー・ブレンダー・ジューサー、これらの違いが分かりますか?

手軽に野菜や果物をジュースにして栄養が取れると人気の家電。最近は、スティックタイプのブレンダーや、フードカッターとしても使えるミキサー、低速回転のスロージューサーなど、ますますその種類が増えています。このように、いろいろなタイプがあるからこそ、目的を明確にして選ばないと、結局使わないままお蔵入り……ということになりがちです。そんな失敗をしないためにも、どんなタイプがあり、できることの違いや、使い勝手の違いをしっかり把握して、最適な一台をぜひ選んで下さい。

ところで、「ミキサー」「ブレンダー」「ジューサー」、皆さんはこれらの違いをはっきり説明できますか? なかなか難しいのではないでしようか。それではまず、その違いをキチンと整理することから始めましょう。

 


ミキサーとブレンダーとは?

容器の底についている刃で果物や野菜を細かく切りきざんで撹拌するタイプ。水や牛乳などの水分を加えてジュースを作ります。ミキサーは、食物をまるごとジュースにするため食物繊維が豊富に残りますが、健康状態によっては腸の負担になることもあると言われます。最近は、フードプロセッサーと同様のことができたり、加熱ができるタイプも登場しています。

<メリット>
  • 食材をまるごとジュースにするため、食物繊維をそのまま摂ることができる
  • 食材の身も一緒に飲むため、ボリュームがある飲み物ができる
  • 絞りカスなどが出ずお手入れが楽
<デメリット>
  • 水分を足さないとジュースができないので、100%ジュースはできない
  • 食材の身が混ざるので、さらさしたジュースは作りにくい
ミキサーとブレンダーの違いですが、実は同じモノを指しています。日本では「ミキサー」という名が定着していますが、世界的には「ブレンダー」が正式名称で、グリーンスムージーブームでメジャーになった「バイタミックス」などはブレンダーと呼んでいることが多いはずです。

ちなみに海外で「ミキサー」というのは、ケーキを作る時などに卵や生クリームを混ぜる泡立て器のことをさします。また、スティックタイプのブレンダーも、日本の売り場ではフードプロセッサーとして分類されていますが、コップに直接入れてジュースを作ることができるので、世界的にはこのカテゴリーと同じ家電と言えるでしょう。

■参考機種:コンパクトタイプ・ミキサー クリック&テイスト【BL143GJP】(T-fal)


■参考機種
:加熱可能タイプ・オートクッキングブレンダー(加熱ミキサー) 【WSM-1MCGJ】(クイジナート)


ジューサーとは?

果物や野菜など、食材を細かく砕いて細胞壁を壊し、それを濾しながら水分だけを絞り出すもので、ジュースができたあと絞りカスが残るのが特徴です。食物繊維を取り除いてしまうのがマイナス面と捉えられるとことがありますが、腸が弱っている時は、食物繊維が少ない方が栄養素を吸収しやすいとも言われます。最近は、食物繊維を細かく砕いてより多く残したり、濃度を選べるタイプも登場しているので、上手に使いこなしましょう。

<メリット>
  • 水分の少ない食材(ニンジン・葉野菜など)もジュースにすることができる
  • 食材の水分のみなので、100%ジュースができる
  • 食材の身は取り除かれるので、サラっとしたジュースができる
<デメリット>
  • 食材の身は濾すため食物繊維が減ってしまう傾向がある
  • 絞りカスが内部に残るため、パーツの手入れが大変
■回転数で分類
さらに、刃の回転数により大きく2つに分類されます。それぞれの特徴を整理しておきましよう。

(1)高速タイプ
1分間あたり10000~20000回転の「高速遠心分離方式」で、従来の一般的なジューサーはこちらが主流。素早くジュースができますが、高速回転する刃で食材を砕くため空気に触れることが多かったり、摩擦熱などで栄養素が壊れることもあります。

■参考機種:高速ジューサー【MJ-H600】(パナソニック)

 
(2)低速タイプ
1分間あたり数十回転の「石臼式低速圧縮絞り」で、スロージューサーとして最近注目されています。石臼のように挽きながらゆっくり絞るため、食材が空気に触れる機会が少なく、栄養素が壊れにくいメリットがあります。


■参考機種:スロージューサー・ヘルシオグリーンプレッソ【EJ-GP1】(シャープ)

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