日本メーカーでは初の、ISOFIXで装着できるジュニアシート「TAKATA 312-ifix junior」が新登場
TAKATAは、車のシートベルトやエアバッグなどの安全装置の世界的メーカーで、TAKATA製のチャイルドシートやジュニアシートは、ドイツ 「Aidi(アウディ)」でも純正採用されるなど、CRS(チャイルド・レストレイント・システム= 年少者拘束装置)の分野でも、トップレベルの評価を得るメーカーです。今回発売されたジュニアシート「TAKATA 312-ifix junior」も、技術と理論がベストマッチした、堅実なジュニアシートとして、世界最高峰の安全性能が期待できます。
従来、ジュニアシートは、小さな子供の体格に合わせて、シートベルトが正しく「骨盤・胸骨・鎖骨」にあてがわれるように、位置補正をするだけの目的で作られたものから始まりました。車のシートベルトを直接子供の拘束に使用するので、ジュニアシート自体を座席に固定する手段がなくなり、ジュニアシートと言えば、固定されずに座席に置くだけのものでした。
初期のジュニアシートは、事故時の子どもへの負荷を避けるために、軽さを重視して、本体の大部分を発泡材だけで作ったものもあったのですが、頭部保護や側面衝突対策などで本体の構造が複雑になり、強度も必要になってくると、固定できない事のリスクが増してきていました。
それが、今回子紹介する製品のようにISOFIXに対応し、ジュニアシートを座席に固定することができるようになると、事故時に子どもの体に負荷を掛けずに済むだけでなく、ドライブ中の安定感はもちろん、子供が自分で乗り降りする際の座りやすさにも貢献します。
最先端の取り付けシステム「ISOFIX」で、確実固定。
車が複数台あって、すべてにISOFIXが無い場合も大丈夫、ISOFIXバーを収納できるので、通常のジュニアシートとしても使用できます。
金具への連結が出来たら、最後に座席背もたれに密着させます。