ガイドが注目 “ここにしかない”4店舗
【VOLPUTAS OLIVEOIL DINING TOKYO】(2F)質の良いオリーブオイルにこだわったレストラン。さまざまなオリーブオイルを使い分けて作られるタパスやパエリアといったスペイン料理と、生パスタなどのイタリア料理がメニューに並びます。面白いのは『飲むオリーブオイル』。1日30ミリリットルのオリーブオイルを飲むと美容や健康に良いとされていることから、ガスパッチョに20ミリリットルのオリーブオイルを含ませたオリジナルスープが食前に運ばれてきます。これが食欲をそそる味わい! 個人的にはもちもちの食感がたまらない生パスタ『手長海老とズッキーニ』(1943円)にも完全ノックアウトされました。
【ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮】(3F)
老舗茶舗の福寿園が日本茶の良さを世界に広めるため、フランス料理で茶懐石を試みた個性的なお店。銀座マキシム・ド・パリの総料理長を長年務めていたシェフの手がけるメニューは、いたるところに抹茶や茶葉が。ランチやディナーのコースに入っている「舌平目抹茶風味詰物」をいただきましたが、ホタテと舌平目のムースをカットすると中から色鮮やかな抹茶が出現! ソースが複雑に絡み合う奥深いフレンチに抹茶がアクセントを添えていて、他にはない味わいとなっています。ランチコースは4200円~。ディナーコースは6300円~。コースの最後にはワゴンで茶席が登場。スタッフが一人一人に抹茶を点ててくれます。
【神座飲茶楼】(B1F)
ラーメン店・どうとんぼり神座が手がける新しい飲茶の店。中国の屋台をイメージしたというカジュアルな空間で、点心の本場・香港の料理人がつくるメニューや、神座のラーメンを堪能できます。注目はなんといっても小籠包(3個420円)。神座秘伝のラーメンスープを使っていて、繊細な皮の中からお汁がじゅわっ! ラーメンとの相性も抜群です。
【東京 米 BARU 竹若】(1F・中2F)
築地の料亭が展開する“米”を主役にしたお店。1階では岐阜の貴重な米・龍の瞳を使用した『贅沢おむすび』(230円)などがテイクアウトできます。中2階はイートインスペースになっていて、ランチメニューは料理人が目を利かせ選び抜いた素材を使った『竹若特製海鮮丼』(1280円)のみ。夜は日本酒とそれにあった料理をスタンディングスタイルで楽しめます。
グランルーフのオープンに合わせて、地下1階にもともとあったキラピカ通りが『グランルーフ フロント』として全面リニューアルを果たし、ますます八重洲口はパワーアップ。東京エキナカの『GRANSTA』から始まった再開発・東京ステーションシティプロジェクトもいよいよフィナーレです。
<DATA>
■GRANROOF(グランルーフ)
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL:03-5299-2204(株式会社 鉄道会館)
営業時間:店舗によって異なる
アクセス:JR東京駅八重洲口