オール電化住宅/IHクッキングヒーターの情報

日本で入手可能な海外製オススメIHは?(2ページ目)

デザインにも機能的にも優れた海外のIHクッキングヒーター。日本でも使える製品をご紹介します。

執筆者:粕谷 奈緒子



質実剛健で洗練されたディテール
【ミーレ】(ドイツ)

KM5928(ミーレ)

KM5948(ミーレ)

同じくドイツのミーレ社からは、質実剛健なIHクッキングヒーターが4機種ラインナップされています。機能的に奇を衒ったところはありませんが、シンプルで洗練されたディテールが特長。それだけでなく、直径10cmの小さな鍋でも使えるなど、機能面も使いやすく配慮されています。中でも「フラッシュ」フレームを持つ「KM5948」は、カウンター面とフラットになるように埋め込めるので、見た目に美しいだけでなく、掃除もいっそう楽になっています。


KM5975(ミーレ)

KM5975(ミーレ)

ミーレ社でもう一つ特徴的な製品は、優雅な四口のIHクッキングヒーター、KM5975。幅90cm強のサイズはさすがに取付けられるキッチンを選びますが、横並びに鍋を置けるのがメリットです。IHならではのフラットなトッププレートは、コンロが空いていれば作業台の一部としても使えるので、こうした大きな製品も、その良さが生きてきます。




KM5975(ミーレ)undefined

KM5975(ミーレ) 4口の並びは圧巻!

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海外製のIHクッキングヒーター、いかがだったでしょうか。機種は決して多くはないのですが、どれも一見個性的なようでいて、実は「シンプルで直感的に操作できること」が最大のメリットと言えそうです。

もちろん、日本製のIHクッキングヒーターの方が優れている面も多くあります。例えば、ボタン一つで焼き加減をおまかせできる機能や、専用の鍋を使えば揚げ物の油温を一定に保てる機能などです。
その一方で、IHクッキングヒーターが日常的なものとなった現在では、便利な「おまかせ機能」があれこれ付いているよりも、ガスコンロと同じように直感的に操作できる方が良い、という声も少なくありません。

多機能で便利な日本製のIHと、美しくて飽きのこない海外製のIH。どちらもそれぞれ特長があります。
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