車中泊ブーム到来! コンパクトカーでもキャンプを楽しめる!?
サービスエリアや道の駅で車中泊する人が増え、電気泥棒やゴミ捨て、禁止されている場所でのバーベキューなど、ブームになるほどルールやマナー違反も増えてきてしまっているが、日本でもキャンピングカー人気が定着し、ドライブやレジャーの選択肢が増えてきていることは間違いない。
今回は、オートキャンプ場やRV協会認定の「RVパーク」などを活用して、オートキャンプや車中泊にオススメのコンパクトカーをご紹介。
ゆったり車中泊をするなら大きなキャンピングカーが最適で、大人数や荷物をたくさん積んで出かけるなら大型ミニバンがベストではあるが、駐車場所や狭い道での取り回しだけでなく、購入費用やランニングコストなどを考えると躊躇してしまう人もいるはず。
コンパクトカーで車中泊やキャンプを楽しむということは、夫婦2人や小さな子どもが2人いる4人家族くらいまでが限度だが、それでも工夫次第で十分に楽しめる。
子どもが2人いる家族でも就寝できる
夫婦2人もしくは小さな子どもが1~2人いる、3~4人家族で車中泊を楽しむなら、軽キャンパーが最適だろう。それもポップアップルーフといって屋根が跳ね上がるタイプで、ポップアップルーフ内に2人、車内のシートを展開してベッドにして2人まで横に寝られるタイプだ。ただしスペースには限りがあるので、子ども連れなら小学生低学年くらいまでで、1~2泊までが快適に楽しめる限界だと思う。車内で寝るだけでなく、軽食程度なら車内でも楽しめるし、取り回ししやすいサイズで、駐車場所などの制約が小さいのが魅力だ。
2人までのシンプルなタイプも
数年前から続く軽キャンパーは多様なタイプがあり、1人~2人までを想定したポップアップルーフが付かない車種もある。キャンプだけでなく、趣味の登山やカメラ、渓流釣りなどのベース基地としてもぴったりだ。
軽キャンパーのメリットは、通常の軽自動車にベッドマットやカーテン、網戸をはじめとした必須装備が揃っていること。さらに、ミニキッチンや走行充電システム&サブバッテリーなどを用意することで、大半がオプションだが冷蔵庫やTVなども装着できる場合も。手先が器用な人ならDIYで軽キャンパーを作ってしまう人もいる。
しかし、モデルによっては8ナンバー登録が可能なモデルもあり、軽4ナンバー、軽5ナンバー登録などひと口に軽キャンパーといっても多彩だから、ランニングコストや車検なども見据えながらチョイスしたい。
次ページでは、軽キャンパー以外をピックアップ。