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キャンプや車中泊を楽しめる軽自動車・コンパクトカー(2ページ目)

車中泊ブームが到来している。軽キャンパーは団塊層だけでなく、最近では30~40代のファミリー層の購入も増えているそうだ。キャンプや車中泊を楽しめる軽自動車やコンパクトカーをピックアップした。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド


普通のコンパクトカーで車中泊、オートキャンプをするには?

NV200バネット

日産のNV200バネットはバンモデルが基本だが、ワゴンモデルも用意する。価格はバンが158万2350円~190万8900円。ワゴンが182万700円~192万5700円


軽キャンパーではない軽自動車やコンパクトカーでも1~2人くらいならオートキャンプはもちろん、車中泊も可能だ。条件としては軽自動車ならホンダのN BOXのように背が高くて荷室が広いモデル、コンパクトカーならマーチやヴィッツなどではなく、ホンダのフィットシャトルに代表されるコンパクトワゴン、もしくはホンダ・フリードやトヨタ・シエンタなどの背高系のコンパクトミニバンだろう。

スペーシア

軽自動車でも背高系なら1人~2人までの車中泊も可能だ。スズキ・スペーシアの価格は122万8500円~157万7100円、スペーシアカスタムは141万2250円~178万7100円


軽自動車で車中泊に最適なモデルを上げていくと、上記のホンダN BOXやバモス/バモス・ホビオ、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タントあたり。

コンパクトカーでは、ホンダ・フィットシャトル、ホンダ・フリード、フリード・スパイク、トヨタ・シエンタ、日産ウィングロード、NV200バネットなどが考えられる。

軽キャンパーのような装備を自分で揃える必要がある

こうした軽キャンパー以外の軽自動車、コンパクトカーで車中泊やオートキャンプを楽しむ際は、荷物の積載に工夫を凝らし、車中泊するならエアマットなどのベッドメイクも必須だし、網戸のなどの暑さ対策やプライバシーと日差しを避けるカーテンも欠かせない。

また、忘れがちなのが「走る」ということ。冒頭で記したとおり、取り回しや駐車などがしやすい軽自動車やコンパクトカーだが、逆に高速道路での走行安定性やパワーなどの面では厳しい場合もある。

とくに、重量の重くなる軽自動車の場合は、NAよりもターボの恩恵を強く感じる場合もあるだろうし、雨の高速道路など、走行安定性を考えると雪国でなくても4WDを選択したほうが無難な可能性もある。

まとめると、初めて挑戦するなら近場のキャンプ場などでまずは1泊、最悪のことも考えてコテージなどもあるキャンプ場にしておくのが無難かもしれない。最初が肝心で、もし楽しい思い出が作れれば、アウトドアを楽しむという選択肢が増えるから、旅やレジャー、ドライブの楽しみも一気に広がるはずだ。

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