ネット銀行の入出金はコンビニが主なツール
ネット銀行選びで、まず確認しなくてはいけないのが入出金手数料。金利が高め、使いやすいサービスがあるといっても、入出金にお金がかかったのでは元も子もありません。入出金で利用するATMは、コンビニという人が多いはず。主なネット銀行の入出金手数料をまとめたのが下の表です。ここでチェックすべきことは、銀行とコンビニの関係。ちなみにイーネットはファミリーマートやスリーエフ、ミニストップなど、ローソンATMはローソン、セブン銀行はセブン-イレブン、ゆうちょ銀行はファミリーマートなどに設置されています。自宅や勤務先の近くなど自分の生活圏にあるコンビニを使って、無料で入出金できる銀行の中から選ぶのが基本です。選択肢となるコンビニが少ない場合は、コンビニATMから利用できる銀行を逆引きするのも一つの選択方法です。
コンビニATM以外に、提携銀行のATMを利用することができる銀行もあります。また給与振込口座にするなど指定の条件をクリアすると、より無料で利用できる幅が広がるケースも。口座を開設する前に、ホームページをしっかり確認する手間を惜しんではいけません。
ネット銀行は振込手数料も格安
クレジットカード決済が普及した昨今では、銀行振込を利用する機会が少なくなったかもしれません。とはいえ、家賃や駐車場代といった毎月振込が必要なものや商品などの購入代金など、利用することがない人はいないでしょう。無意識に支払っているかもしれませんが、メガバンクの場合キャッシュカードを利用しても他行へ振り込むと3万円未満は216円、3万円以上なら432円かかります。ごくたまにしか使わないとしても、普通預金金利が0.001%のいま。100万円を1年間預けても利息は8円(税引後)。比較をすれば、振込手数料が有利な銀行に口座を持つメリットを理解できるはずです。
ネット銀行ならパソコンで簡単に手続きができるだけでなく、下の図表にまとめたように手数料も割安。振込を利用する機会が多い人は、特に銀行選びで重視したいポイントです。
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