島田佳奈の恋愛コラム/島田 佳奈の恋愛情報

「素直になれば恋はうまくいく」の本当とウソ

恋愛指南でよくいわれるのは「素直になりましょう」というアドバイス。本当に素直になるだけで恋がうまくいくのかといえば、どちらともいえません。間違った解釈で逆効果にならないためにも、恋愛に必要な素直さについて説いてみましょう。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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間違った素直さを発揮していませんか?

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正直に言いすぎるのも考えもの。相手を傷つけない思いやりも必要です。

いくら大好きな恋人でも、いつもうまくいくとは限りません。ちょっとしたことが原因でケンカになってしまったとき、いつまでもお互い意地を張っているよりは、あなたのほうから謝って仲直りしたほうがいいに決まってます。

恋愛において素直になったほうがいい場面はたくさんあります。しかし、いつどんなときでも素直になればいいというものでもありません。

たとえば週末のデート。どうしても気が乗らないときに、そのまま正直に伝えたら相手は「自分のことを嫌いになってしまったのか」と落ち込んでしまうかもしれないし、「どうして?」と相手に詰め寄られたら、さらに墓穴を掘ってしまうかもしれません。

そんなときは嘘も方便。「残業続きで疲れているから」と言って仕切り直ししたほうが、自分にとっても相手にとっても平和な結果になります。

また、恋人のことを否定するつもりじゃなくても、相手の欠点を指摘するときは、正直すぎるとカドがたつもの。「どうせ私ブスだし」と卑下する恋人に(たとえ冗談交じりだとしても)「そうだね、確かにブスだ」などと言うのは、あまりにデリカシーがありません。幼稚な振る舞いをする恋人に「だからアンタはガキなのよ」と言ったら、無用なケンカを勃発させるだけ。

思うことをそのまま伝えればいいというものではありません。それは素直というより「バカ正直」の類。言葉にはいろいろな表現方法があります。オブラートに包んで伝える思いやりも、愛情のうちですよ。
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