CPANモジュールの確認ポイント
モジュール概要のページが表示されたら、このページで見るべきポイントは、以下の2点です。- 機能一覧(Modules)
- 更新履歴(Other Releases)
機能一覧の確認
まずは、Modules という部分を見て下さい。含まれる細かい機能が列挙されています。これを見ると、このモジュールでエクセルの表だけでなく、グラフを描くこともできそうですね。実はCPANモジュールは、関連のモジュールを「distribution」(※)という形にまとめてあります。インストールはこの distribution ごとに行います。
※ distribution は「配布」「分配」などを意味する英単語ですが、ここでは「流通用にまとめたもの」程度の意味です。
今表示しているのは、この distribution の説明ページです。この Excel::Writer::XLSXモジュールの場合は、随分たくさん機能がありますね。全ての機能を使うことはなさそうですが、ひとまずエクセルファイルを書き出したい、という機能は含まれていますので、機能の点はよさそうです。
更新履歴の確認
もうひとつこのページでのチェックポイントは、上の方にある「Other Releases」の部分です。プルダウンメニューを開くと、バージョン番号とリリース日の一覧が表示されます。これは、どの程度継続してバージョンアップ、つまり改善をしているかの記録ですので、モジュールの信頼性の評価基準のひとつになります。
このリリース記録が、しばらく続いた後ぷっつりと途絶えていたり、公開の後全くバージョンアップされていないものは、ひとまず保留にして別のモジュールを探してみる事をお勧めします。
では次に、モジュールの機能を確認しましょう。
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