慎重にならざるを得ない雰囲気
父親がクラシック音楽のファンで、関係者も多数ご来賓。迂闊に“流行りの日本ポップス”なんてかけられない雰囲気。
私の友人は半数以上が海外留学経験者。流行りの洋曲で誤魔化そうにも、英語の曲って時折歌詞がちょっとイヤラシい時があるじゃないですか!こちらも慎重にならざるを得ない。
そこで選んだのが、以下のもの。
歓談
■「Sixteen Going on Seventeen」(邦題:もうじき17歳)映画「サウンド・オブ・ミュージック」より
18歳のロルフが17歳のリーズルとの密かな恋を確かめあう際に流れる曲で、とても初々しい恋の歌です。
■「Climb Ev'ry Mountain」(邦題:すべての山に登れ)
同じく「サウンド・オブ・ミュージック」より
恋に気付いたけれど、修道女としてトラップ大佐の気持ちにこたえられないと思い悩むマリアに、修道院長が励まして歌う曲。
■「O mio babbino caro」(邦題:わたしのお父さん)
オペラ「ジャンニ・スキッキ」より
結婚式では定番の曲ですが、実は「彼と結婚させてくれないなら、私、川に身を投げて死んでやる!」と父親を脅す歌。
花嫁の手紙
■「ローズ」歌手ベッド・ミドラー映画「The Rose」(邦題:ローズ)より
愛がどういうものかを切々と歌う名曲。
亡母が好きな歌手でしたので、亡母に聞かせるつもりで、このシーンに使用しました。
「おもひでぽろぽろ」主題歌の「愛は花、君はその種子」といえばお分かりいただけるでしょうか。
退場曲
■「Time To Say Goodbye」「グッバイ」の文字から短絡的に「別れの歌」だというイメージがあるそうですが、本来は「愛し合う2人の門出の曲」。最後のフォルテッシモで響く歌声は、入場よりは退場シーン向きだと思います!
個人的最愛のディーバ!サラ・ブライトマンと盲目の歌手アンドレア・ボチェッリのデュオで。