同棲を長続きさせるには「一人一部屋」
二人で新居を探すのは、楽しいもの。物件を内見する時はどうしても、窓の外の景色やオシャレな内装などに目がいきがち。
でも、肝心なのは間取りです。
多少家賃が上がっても、「一人一部屋」は同棲を長続きさせるためには必須です。
昔、バス・トイレ付き、テーブルは置けない狭いキッチン、10畳の部屋一つ……という物件で同棲をしていました。
収納がたっぷりあったので、部屋を広く使うことはできましたが、お互いが何をしているのかが、イヤでも目に入ってしまいます。
同じペースで生活しているわけではないので、こちらが寝たいのにTVを付けてたり、逆に相方が寝ているので気を遣って、借りてきたビデオが観れなかったり。
だんだん息苦しさが募って、同棲は解消しました。
部屋選びで注意するポイント
どんなに仲の良いカップルでも、四六時中一緒の毎日が続くと、必ず疲れてきます。音楽を聞きたいのに相方がテレビを観ている、DVDで映画鑑賞をしたいけど相方の趣味に合わない……など些細なことでも積りつもると、何かのきっかけで喧嘩になります。
理想は一緒に食事をしたり、テレビを見る「お茶の間」使いのできるリビングと、それぞれの個室があること。
家族でもプライバシーが必要なように、同棲中のカップルでもプライバシーはお互いに尊重したほうが長続きします。
楽しい、うれしい、怒っている、悲しい、疲れた……などの感情がいつも同じとは限りません。そのためにも一人になれる部屋は必要なのです。
さらに「収納の多さ」も、快適な同棲生活を送るためには必須です。
二人分の荷物はかなり多いので、収納できる場所がないと「こんなもの捨てて!」とトラブルの種になります。
お部屋の収納はもちろん、洗面所、脱衣所、トイレ、キッチン、玄関などの収納もチェックして下さい。