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夏休み終盤からの逆転!学習プランの立て方(3ページ目)

受験を来年に控えた高校3年生には、これから毎日の計画的な学習が成功へとつながる道になります。受験本番を見据えた長期的な学習プランの立て方と、つまづきやすいポイントを紹介します。

執筆者:大坪 讓


受験勉強は量より質。地道に同じペースで継続することが大切

これから受験本番までは、息切れせずに継続できるペースをつくることが肝心です。勉強時間ではなくクリアした問題の数、あるいは読みこなした参考書のページ数など、勉強した「時間」ではなく勉強の「成果」を測れる目安を決めて、自分に合ったペースを見つけましょう。

半年近くの長期戦に挑むにあたっては、モチベーションの維持も大切です。計画そのものにゆとりを持たせたうえで、定期的にほどよい休憩を入れること。また、ときどき勉強する環境を変えることも、よい気分転換になります。たとえば図書館や塾の自習室など、落ち着いて勉強できる場所を自宅の外にも確保しておき、気持ちが乗らないときには場所を移してみると新鮮な気持ちで学習できます。そして本当に疲れたときには、無理せず思い切って完全休養するなど、フレキシブルに対応することが大切です。

プランに沿った学習を着実に進めるには、模擬試験を利用することも効果的です。いろいろな試験方式や受験の雰囲気に慣れるという意味のほかに、学習の達成度をチェックし、弱点を確認できるという利点もあります。試験の結果が出たら科目や分野ごとの成績を確認し、学習プランの修正に役立てましょう。

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