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夏休み終盤からの逆転!学習プランの立て方(2ページ目)

受験を来年に控えた高校3年生には、これから毎日の計画的な学習が成功へとつながる道になります。受験本番を見据えた長期的な学習プランの立て方と、つまづきやすいポイントを紹介します。

執筆者:大坪 讓


時期ごとに重点ポイントを押さえて、無理のない学習プランを

8月から受験までの代表的な学習プランの例を紹介します。

夏休み中:基礎固め & 弱点克服がまとめてできる時期です。実際の受験科目(センター試験が課される場合はセンター試験科目)を確認し、全体像を見渡すとともに、自分の弱点・課題を把握して補強していきましょう(参考:「夏休みの志望校対策は苦手克服と総合力アップ」)。

9月~11月:
この約3カ月が実力アップの分かれ目です。志望大学の過去問演習をたくさんこなし、底上げを図ります。大学が配布する入試ガイドやインターネットなどから、できれば過去数年分の問題を入手して、出題の傾向を確認します。その際、出題範囲や設問の内容だけでなく、出題の形式、解答方法もよくチェックして、どんな角度から問われても答えられるように対策しましょう。

12月~1月:センター試験の本番に向けた対策、および私大一般入試、国公立2次試験対策などの時期。模擬試験などで、実際の受験のスタイルでトレーニングし、本番さながらの雰囲気や時間配分などに慣れることも重要です。

センター試験後:出願した志望校の過去問に再度取り組みましょう。最後はあせってあれもこれもと手を出すよりも、過去に間違った問題を再度自分だけで正答を導けるかどうか確認していくほうが、はるかに効果的です。
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