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夏休み終盤からの逆転!学習プランの立て方

受験を来年に控えた高校3年生には、これから毎日の計画的な学習が成功へとつながる道になります。受験本番を見据えた長期的な学習プランの立て方と、つまづきやすいポイントを紹介します。

執筆者:大坪 讓

プランに沿った積み重ねが、成功への確実な道のりにつながる

説明画像

受験本番までの時間を、最大限有効に使えるプラン作りを

高校3年生の受験シフトのスタートにあたっては、進学を志望している大学の入試科目に合わせた学習プランを組み立てることが第一歩となります。

まずは志望校の入試要項をチェックし、入試科目および科目ごとの出題分野を確認したうえで、受験日から日数を逆算し、段階的(たとえば1カ月ごと)にクリアすべき目標を立てます。高校での履修進度に遅れがある場合は、なかなかイメージが難しいでしょうが、自分で先回りしたプランが立てられれば効果的です。その際、科目別の学習テーマや学力の到達目標を掲げるだけでなく、できれば、予備校に通っている場合はその講座の消化や、使う参考書・問題集などまで考慮に入れて計画をつくりましょう。

学習プランの成功の秘訣は、できるだけ毎日継続できるように工夫することです。スケジュールは、細かい時間割を守るよりも1日の生活サイクルを整えることを重視し、学習のペースを保てるようにしましょう。もちろん、学習の進み具合を定期的にチェックすることも大切。ゆっくりでも前に進んでいることが実感できれば、継続していく動機づけになるはずです。

また、無理のない学習プランにするには、ゆとりを設けることも大切です。予備日、復習のための日などを設定し、遅れや失敗を後から取り戻せるように工夫しましょう。
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