プランに沿った積み重ねが、成功への確実な道のりにつながる
受験本番までの時間を、最大限有効に使えるプラン作りを
まずは志望校の入試要項をチェックし、入試科目および科目ごとの出題分野を確認したうえで、受験日から日数を逆算し、段階的(たとえば1カ月ごと)にクリアすべき目標を立てます。高校での履修進度に遅れがある場合は、なかなかイメージが難しいでしょうが、自分で先回りしたプランが立てられれば効果的です。その際、科目別の学習テーマや学力の到達目標を掲げるだけでなく、できれば、予備校に通っている場合はその講座の消化や、使う参考書・問題集などまで考慮に入れて計画をつくりましょう。
学習プランの成功の秘訣は、できるだけ毎日継続できるように工夫することです。スケジュールは、細かい時間割を守るよりも1日の生活サイクルを整えることを重視し、学習のペースを保てるようにしましょう。もちろん、学習の進み具合を定期的にチェックすることも大切。ゆっくりでも前に進んでいることが実感できれば、継続していく動機づけになるはずです。
また、無理のない学習プランにするには、ゆとりを設けることも大切です。予備日、復習のための日などを設定し、遅れや失敗を後から取り戻せるように工夫しましょう。