床材・フローリング/床・フローリングのリフォーム

床タイルの張り分けリフォームで便利快適に暮らす

床タイルの張り分けリフォームをして便利で快適な暮らしにしましょう。フローリングの傷みやすい部分を守り、部屋を広く感じさせる効果もある、窓際の床をタイル張りにするリフォームのアイデアをご紹介します。

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

フローリング床は窓際から傷んできます。原因は水と紫外線。今回は窓際の床を耐久性の高いタイル張りにするリフォームでいつまでも美しく、便利で快適に暮らすアイデアをご紹介します。

床タイルの張り分けリフォーム
雨風、紫外線、結露や鉢植えの水滴などで傷む窓際のフローリング

窓際の床は雨風が吹き込み、太陽光による紫外線が当たるなど、窓際の床は傷みやすい。

窓際の床は雨風が吹き込み、太陽光による紫外線が当たるなど、窓際の床は傷みやすい。

窓際は雨風が吹き込み、太陽光による紫外線が当たるなど過酷な環境にあるため、フローリング材の劣化が早く、表面が剥がれてきたり、色が白っぽく抜けてしまうこともあります。

また窓際に観葉植物を並べたら鉢の下が黒ずんだ、窓ガラスを伝わった結露の水で床が腐ってしまったというケースもあります。

そこでフローリングの張り替えリフォームの時に、窓際部分をタイルに貼り分けてみましょう。タイルは熱や水に強く耐久性が高いので、厳しい環境の元でも長期間美しいまま、傷みやすい窓際部分をシッカリと守ってくれます。

 

床タイルの張り分けリフォーム
工事は意外とカンタン、傷みやすい窓際をシッカリ守る

マンションのリビングの窓際にINAXのソイルセラミックスタイルを2列貼った例。10年経っても劣化は全く無し。

マンションのリビングの窓際にINAXのソイルセラミックスタイルを2列貼った例。10年経っても劣化は全く無し。


上の写真はマンションの窓際をタイル張りにした様子です。窓の結露水で、窓際に接した床が傷みやすかったのですが、タイル張りにすることで解消でき、また鉢植えを並べても床が腐食する心配が無くなりました。またモップで掃除ができるので、ペットのえさ場にも適しています。

フローリングと同じ厚みのタイルなら床組の工事も不要、フローリングより薄い場合はもう1枚下地板を追加してレベルを合わせれば、段差無く仕上がります。ただし濡れても滑らないよう、表面に滑り止め加工がされた床用タイルを使いましょう。

次のページでは、ベランダやバルコニー、庭などアウトドアの床と合わせてタイルを張り、広々としたリビングにするリフォームのご紹介です。
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