なぜかお金が寄ってくる人の特徴<9>
お金持ちは安くて便利なモノを使わない
100円ショップで思わずたくさん買ってしまった。そんな経験はありませんか? 安くて便利なものは誰でも欲しいと思いますが、「お金持ちの人は逆に安くて便利なモノは買わない」というのは年収2000万円以上を稼ぐサラリーマン作家の伊藤喜之さん。「自分の収入レベルより下のモノを使っていると、自分が上でモノが下という関係になります。するとモノは自分の下僕であって単なる消耗品になってしまう。それでは自分の成長がストップする」
モノとの付き合い方も大事
かくいう伊藤さんはつねに自分が使うモノ、身の回りのモノは自分のレベルよりも高いモノに限定していると言います。
「付き合う人と一緒で、自分よりレベルが高いモノに囲まれていると、モノが自分を引き上げてくれる。使っていると緊張するぐらいのモノを身の回りに置いておきます」
たとえば傘でも1本500円とか1000円のものだとついつい失くしてしまう。思い切って3万円の傘を買ってみる。すると雨の日も楽しくなるし、置き忘れるということはない。伊藤さんの財布は20万円。使っているモンブランの万年筆はなんと30万円。
「つねに自分の収入レベルより高いモノなので、クレジットカードの分割払いをフル活用して買ってます。これも人間関係と一緒で、最初は無理していたモノが、やがて違和感がなくなる。そうなると自分がそのレベルに達したということで、さらに1ランク上のモノに買い替えます」
モノの価値が自分の空気になる
いいモノを持っていると「キミはいいのを持っているね」と会話の糸口になる。何よりいいモノに囲まれることで自分の空気が変わることが大きいと伊藤さん。「モノが持っている雰囲気ってとても大きい。モノには醸し出す空気があるんです。その空気に自分を浸らせておく。するとレベルの高い場や人物にあっても物おじしない。お金持ちの人ほどこの空気に敏感で、同時に他人の持っている空気を瞬時に見抜くんです」
高価でいいモノに限定し、必要なモノだけを身の回りに置いておくので、机周りも部屋もモノが少ないと伊藤さん。あなたの部屋はどうでしょう? 100円ショップで買った使わないモノで溢れているなんてことはありませんか?
次は最後のお金持ちになるルール10、稼ぐ人の外見の作り方を解説してもらいます!
教えてくれたのは……
1981年、愛知県生まれ。大学時代にベンチャー企業「アライブ」の立ち上げに参加。その後商社の営業マンとして就職するも成績が振るわず倉庫番に回される。すべてに挫折した経験から一念発起、副業でDJイベントをしながら無休で働き、CDショップにイベントの営業やラジオ局で営業。その働きが認められ元バイト先の「アライブ」社長に誘われ同社で働くことに。飛躍的に営業成績を上げ、2008年同社取締役に。現在の年収は2000万円を超える。
主な著書に『バカでも年収1000万円』(ダイヤモンド社)
取材・文/本間大樹 イラスト/竹松勇二 パネル・図版/引間良基