フードプロセッサーのメーカー別特徴
フードプロセッサーは、国産メーカーより海外メーカーの製品が多い市場です。どこの国のメーカーで、どんなタイプが得意なのかなど、海外メーカーを中心に、各社の個性をご紹介します。海外メーカー
■クイジナート(アメリカ)1973年アメリカで生まれた調理機器のメーカー。社名のCuisinart(クイジナート)は、Cuisine(料理)+Art(芸術)を組み合わせているとのこと。代表製品となる「フードプロセッサー」は、アメリカ市場で30%を占める実力派。性能の高さに加え、サイズバリエーションが多く選びやすいため、日本でも料理好きな主婦を中心に絶大な人気を集めています。最近は、ヒーター内蔵のミキサー「クッキングブレンダー」などで今話題沸騰中。
※参考:メーカーサイト・クイジナート
※参考:商品情報・家庭用家電商品
※代表機種:ミニ・フードプロセッサー【DLC-050J】
クイジナート ミニ・フードプロセッサー 0.5LCuisinart DLC-050J
■バーミックス(スイス)
スティックタイプブレンダーの代名詞とも言える「バーミックス」は、スイスESGE社のチューリッヒの工場で50年以上作り続けられている老舗ブランド。3年間の無料保証がついているように、高い品質と耐久性に定評があります。日本では、バーミックスの登場で、スティックタイプのブレンダーが認知されたと言っても過言ではありません。たくさんのメーカーが参入している今でも、主婦の憧れの家電とも言われ、結婚や出産のお祝いとして大人気です。
※参考:メーカーサイト・チェリーテラス
※参考:製品サイト・バーミックス
※代表機種:バーミックスM250 ベーシックセット
チェリーテラス バーミックス M-250 ベーシックセット ホワイト
■デロンギ(イタリア)
オイルヒーターで有名なイタリアの家電メーカー。最近では、コーヒーマシンやキッチン家電など、精力的に日本市場に参入し、魅力的な製品を展開しています。フードプロセッサーとスティックタイプの両方を展開。上下2段の4枚刃で高い性能を持ちながら、本体サイズをコンパクトにしたり、大根おろしができるアタッチメントを追加するなど、日本向けに使いやすいのも◎。また、本国イタリアのレシピが豊富なのも魅力的です。
※参考:メーカーサイト・デロンギ
※参考:製品サイト・フードプロセッサー/ハンドブレンダー
※代表機種:デロンギクアッドブレードミニフードプロセッサー【DCP250-RN】
デロンギDeLonghi クアッドブレード プラス ミニフードプロセッサー [DCP250-RN]
■ブラウン(ドイツ)
スティックタイプブレンダーのみを展開しているメーカー。バーミックスよりお手頃価格で、種類も豊富なため、ブレンダー初心者にも手が出しやすいのが魅力です。ブラウンは、ドイツの高級家電メーカーで、男性用シェーバーや電動歯ブラシでその名前をご存じの方も多いのでは。「回転モーターと刃」というシェーバーと構成要素が一緒なので、その実力は確かなものがあります。使い勝手もよく価格も手頃と、国内シェアNo.1なのも納得です。(※ブラウンマルチクイック製品は、2013年よりデロンギジャパンが販売しています)
※参考:メーカーサイト・ブラウン
※代表機種:ブラウン・ハンドブレンダー【MQ 735】
※代表機種:ブラウン・マルチクイック【MR5555MCA】
ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック プロフェッショナル MR5555MCA
■T-fal(フランス)
「取っ手の取れる~ティファール♪」でお馴染みのメーカー。本国フランスでは、体重計や掃除機なども手掛ける家電メーカーです。日本では、フライパンの他、電気ケトルやアイロンなど小物家電が有名ですが、最近は、掃除機なども日本に上陸しその勢力を広げています。フードプロセッサージャンルでは、スティックタイプと卓上タイプがあり、替え刃ごとにカラフルな色を使うなど、デザインの可愛らしさも印象的です。
※参考:メーカーサイト・T-fal
※参考:製品サイト・フードプロセッサー/スティックミキサー
※代表機種:T-fal・インフィニーフォース
T-fal スティックミキサー インフィニーフォース ルビーレッド HB863GJP
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