スマートフォン/スマートフォン活用術

モバイルバッテリー選びのコツとお勧め3選(2ページ目)

スマートフォンの利用時間を少しでも長くするために利用が増えているのが、外付けのモバイルバッテリーです。家電量販店などでは多くのモバイルバッテリーが販売されていますが、どのような点にポイントを置いてバッテリーを選べばよいでしょうか。モバイルバッテリー選びの3つのポイントと、特色のあるお勧めバッテリーを提案します。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

利用シーンに見合った“容量”

モバイルバッテリー選びのポイントの1つは“容量”です。最近ではコンパクトなサイズのバッテリーも多く存在しますが、容量不足で満足できる量の充電ができなくては意味がありません。まずは何より、スマートフォンを必要なだけ充電できるバッテリー容量を備えていることが重要なのです。

基本的にバッテリーの容量はサイズに比例し、大きなサイズのバッテリーであれば、それだけ容量が大きく、スマートフォンをより多く充電できる場合が多いです。ですが当然ながら、サイズが大きくなれば持ち運びづらくなるというデメリットも生まれてくるので、バッテリー選びにはサイズと容量のバランスがポイントとなってくるでしょう。

そこでまずは、日常生活において、外出中にスマートフォンをどれくらい充電できれば足りるのかを考えてみることが重要です。例えば“スマートフォンを1回分フル充電したい”という場合は、それを超える容量のバッテリーを購入するのがよい、ということになります。

最近では“スマートフォンを1回フル充電できる”など、具体的な回数をうたったモバイルバッテリーが多く販売されています。ですがスマートフォン自体のバッテリー容量は機種によってかなり異なっており、一昔前の機種では1700mAh前後が主流でしたが、最近では2000mAhを超えるものも少なくなく、3000mAh以上のものも登場しています。ですので、購入前には自分のモバイルバッテリーの容量だけでなく、スマートフォンのバッテリー容量も確認しておく必要がある点には要注意です。

多少サイズや重量が大きくても、とにかくバッテリーの容量が欲しいという人には、大容量をうたうバッテリーをお勧めしたいところです。例としてソニーの「CP-F10LSAVP」を上げると、70.4(w)×130.6(h)×16.5(d)mm・260gと、モバイルバッテリーとしてはサイズが大きいものの、スマートフォンを3~4回充電できる10000mAhの大容量バッテリーを備え、タブレット端末の充電も可能であるなどのパワフルさを誇っています。
モバイルバッテリー

10000mAhという大容量バッテリーを備える「CP-F10LSAVP」。スマートフォンを3~4回充電できる


モバイルバッテリー

最大5V/2.1A出力で、スマートフォンだけでなくタブレットの充電にも対応

次は、バッテリー選びの2つ目のポイントを説明します。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます